PythonからOcean Opticsの分光器を制御しなければならなくなり、モジュールのインストールの覚えとして記載しておきます。
詳しくは、https://python-seabreeze.readthedocs.io/en/latest/
Install 環境
Win10 Pro
Ocean optics USB2000+ 分光器
Anaconda インストール済み
IDEとしてVS Codeを使用しました。
Install方法
Anacond promptを開いて
conda で仮想環境を作る Pythonのバージョンは3.6
(2022年12月時点、python=3.9で動作しました。)
conda create -n ocean python=3.6
-n の後は 仮想環境の名前。 ここではoceanとしている。
仮想環境へのPythonのインストールが終了したら、作成した仮想環境に移動する。
conda activate ocean
仮想環境に移動すると
(ocean)C:\...
と表示される。
その仮想環境で手順に従ってインストール
conda install -c conda-forge seabreeze
一通りのインストールが終わったら
https://github.com/ap--/python-seabreeze/tree/master/os_support
にある
windows-driver-files.zip
をダウンロードし、解凍する。
解凍したファイルがあるところのディレクトリーに移動する
例えば、C:\Users\・・・\Downloads\windows-driver-filesに解凍ファイルがあるならば
cd C:\Users\・・・\Downloads\windows-driver-files
そのあとに
pnputil -i -a *.inf
を実行する。
そうするとデバイスセットアップファイルがインストールされる。
*のところにインストールしたいデバイス名にするとそのデバイスだけインストールされる。
うまくインストールできない場合は、管理者権限で試してください。
分光器を接続する。(USB接続)
動作テスト
## ocean_test.py
import matplotlib.pyplot as plt
from seabreeze.spectrometers import Spectrometer
spec = Spectrometer.from_first_available()
spec.integration_time_micros(20000)
print(spec.wavelengths())
print(spec.intensities())
plt.plot(spec.wavelengths(),spec.intensities())
plt.show()
このプログラムを実行して測定ができているか確認する。
グラフが表示されればちゃんと動いている。