本記事は、以下のインストール方法を和訳したものになります。
- Ubuntu and Debian (latest releases)
https://github.com/GoogleCloudPlatform/gcsfuse/blob/master/docs/installing.md#ubuntu-and-debian-latest-releases
環境
- Google Compute Engine + Ubuntu and Debian
- Google Cloud Storage
前提条件
事前準備
GCEのインスタンスを停止した状態で、インスタンスのデフォルトのアクセススコープ（権限）を変更。
この操作を行わないと、GCEのインスタンス上からCloud Storageのファイルを操作できません。
- VMインスタンスの詳細画面より「編集」
- アクセススコープを「各APIにアクセス権を設定」に変更
- ストレージの項目を「フル」に変更（デフォルトでは「読み取り」のみ）
GCSFuseをインストール
GCSFuseを使用することで、GCEのインスタンス上で、Cloud Storageを共有フォルダとしてGCEのコンソール上で操作できるようになります。通常のファイルシステム同様、ls , cp , mv , rm などのコマンドでファイル操作可能です。
上記ページでは以下のOSについて、インストール手順が載っていますが、本稿では動作確認をとった Ubuntu と Debian のみに絞ります。ご容赦ください。
- ubuntu-1804-lts, ubuntu-1604-lts, and ubuntu-1404-lts
- debian-8, debian-7
- centos-7, centos-6
- rhel-7, rhel-6
- sles-12 （2019年9月2日現在）
GCSFuseのアップデート情報を確認し、公開鍵を取得
GCEのインスタンスを起動し、SSH接続後、以下のコードを実行します。
以下の処理は、現行のUbuntuとDebianに対応しているgcsfuseのアップデートがないか確認し、apt-getをセットアップしています。
export GCSFUSE_REPO=gcsfuse-`lsb_release -c -s`
echo "deb http://packages.cloud.google.com/apt $GCSFUSE_REPO main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/gcsfuse.list
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
GCSFuseをインストール
sudo apt-get update
sudo apt-get install gcsfuse
バケット名を指定して、ストレージをマウント
Cloud Storageのバケット名を指定して、新規フォルダにマウントします。
再起動する度に、gcsfuse [bucket-name] [path]の操作が必要になります。
mkdir mount
sudo gcsfuse [bucket-name] mount
まとめ
# install GCSFuse
export GCSFUSE_REPO=gcsfuse-`lsb_release -c -s`
echo "deb http://packages.cloud.google.com/apt $GCSFUSE_REPO main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/gcsfuse.list
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
sudo apt-get update -y
sudo apt-get install gcsfuse -y
# mount bucket
mkdir mount
sudo gcsfuse [bucket-name] mount # please set up [bucket-name]
参考
Cloud Storage FUSE https://cloud.google.com/storage/docs/gcs-fuse?hl=ja
GitHub - GoogleCloudPlatform/gcsfuse https://github.com/GoogleCloudPlatform/gcsfuse
以上