はじめに
こんにちは。Hibikiです。
Amazon Q CLIを使ってゲームを作るとTシャツをもらえるキャンペーンが開催中だった(~2025/6/30)ので、流行りに乗って挑戦してみました。
Q CLIのインストール方法や設定方法は公式のブログや他の記事に任せて、どんなゲームを作ったのかと、使ってみて感じた現時点でのQ CLIに対する感想を書いていきます。
キャンペーン参加のきっかけ
本キャンペーンに取り組むにあtって、こちらのイベントを見かけたのでまずは参加してみました。
Q CLIの環境構築はイベント前に済ませておく必要があったので、事前にQ CLIの環境を構築しました。
イベントでは、Q CLIの概要説明の後、ゲーム開発の流れが紹介されてました。
「HTML、CSS、JavaScriptを使用して、テトリスゲームを作って下さい」みたいなプロンプトでのデモが紹介されていました。
そこからは各自開発タイムで、まずは何を作るか考えるところからスタートしました。
ゲーム開発の試行錯誤
最初のチャレンジ:マリ⚪︎カート風のゲーム(失敗)
イベントでは、他の参加者のみなさんが事前に作成するゲームのテーマを用意されていた(?)中、ノープランの私は何を作るか悩み、とりあえずマリ⚪︎カート風ゲームを作ることにしました。
開発はVibe Coding方式で、Qに「HTML、CSS、JSを使ってマリ⚪︎カートのようなゲーム」を作ってと依頼し、都度修正箇所を指示して進めました。
結果:大失敗
複雑なグラフィックや操作が必要なゲームは、ブラウザの単純なアプリケーションでは無理があったのかなと思いました。
あるいは私にゲーム開発のノウハウがあればうまくいったかもしれません。。
次のチャレンジ:パケットルーティングゲーム
ということで、作るゲームを変更し、
「パケットの宛先情報をもとに適切なネクストホップに転送する、ルーティングゲーム」を作ることにしました。
テーマ選定の理由は、「私がAWSのネットワーク技術が好き&ブラウザゲームとして適切な複雑さだと思った」からです。
難易度を選ぶと画像のようにパケットが流れてくるので、宛先に応じて適切なルートに振り分けるゲームです。
ハマったポイント
AWS Architecture IconsのページのURL を渡したんですが、Q CLIではアイコンを取得できず、結局手動でダウンロードして渡しました。
使ってみた感想
良かった点
基本的な実装は会話ベースでスムーズに実現できました。
特にエラー解決については、エラーの状況を伝えると、原因の調査から修正まで一通り実装してくれるので、開発工数がかなり削減できそうだなと感じました。
課題に感じた点
完璧に実装できるわけではなく、開発者の知識以上のものは作れないと感じました。
結局は開発者の知識や指示の質に依存するため、失敗に終わったゲーム開発も、私からの適切な指示があればより高度なものを作れたのかと思いました。
そのため、Q Developerを使いこなすためにも勉強を続けたいと思います。新らしい技術に触れるいいきっかけになりました!