13
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

JAWS DAYSに初めて参加して実力不足を痛感した話

Posted at

ポエム記事にならないよう、技術的な話も混ぜますが個人の話が苦手な方はご容赦ください

JAWS DAYSとは?

JAWS-UGが主催する、年に一度最大の有志イベントです。
Jeff Barr氏による基調講演や様々なLT、BuilderCardsのリーグ戦やGameDay、サポーター企業によるブースなど多種多様なアウトプットが楽しめ、学べる最高のイベントでした。

特に印象に残った2つのセッション

ボランティアスタッフの活動もあり、あまりセッションの聴講はできませんでしたが、特に自身の課題を痛感したセッションを2つ取り上げ、学びと今後の取り組みを共有したいと思います。
各セッションの詳細な内容については、正式に公開される(?)記事などをご覧になってください。
極力自分の言葉で話すよう努めますので、個人の解釈が入ります。

会社と若手を強くするコミュニティの活用法(https://jawsdays2025.jaws-ug.jp/sessions/B-4)

本セッションではコミュニティ参加の心構えを改めて考え直す機会になりました

私が印象に残ったのは「コミュニティ参加の成熟度ステップ」で、STEP1~STEP5の5段階でコミュニティ参加の価値を表現されていました。
70164544-4776-4C81-B08A-1ABEC6F1FA5C.jpg
各STEPを上がっていくための方法もご紹介されており、次のSTEPへは以下の方法で上がっていけると定義されていました。

  • STEP1→STEP2:参加する目的を明確化する
  • STEP2→STEP3:参加して得た情報のアウトプット方法を知る
  • STEP3→STEP4:周囲へアウトプットするメリットと方法を知る
  • STEP4→STEP5:周囲を巻き込みながらアウトプットを繰り返す

この話を聞いて感じたのは、私は今までイベント参加時に目的意識を明確にせず、漠然とした動機で参加していたことです。そのため、学びをアウトプットにもつなげられず、周囲の優秀な方々に遅れをとっていると感じました。
そのため、今後のイベント参加ではこの5つのSTEPを意識することにしました。

まずは今回のJAWS DAYS 2025参加ではどうなるのかというのを実践してみました。
各STEPに分けて実践した結果を以下に書いてみます。

参加する目的

  • As-Is:

    • JAWS DAYS初参加でJAWS DAYSの魅力を知らない
    • 自社はスポンサーとして出ておらず、社内でJAWS DAYSに対する活気があまりない
  • To-Be

    • JAWS DAYSの良さを社内に伝えることにより、自社社員がJAWS DAYSやJAWS-UGイベントにより積極的に参加し自社ブランドを向上させていく
  • As-Is → To-Beのために何をするか

    • ボランティアスタッフとして参加することで、どんな想いのもと運営されているイベントなのか把握する
    • JAWS DAYSの良さを伝えるため、まずは学びをアウトプットする

    アウトプットの方法を知る

    • 学んだことを自分の言葉でブログとしてアウトプットする
    • 学んだことで実際に試せることがあるなら実践してみる(今書いているように)

周囲へアウトプットするメリットと方法を知る

  • 実際にブログを書いてみることでJAWS DAYSへ参加するメリットは何かを意識
  • JAWS DAYSのスポンサーをしている企業の方からリアクションをもらえ、企業としての参加目的や効果をフィードバックしてもらえるかもしれない(可能性は低いが0ではない)
  • ブログだけなく、社内チャットツールに書いてみる(まだ2年目ということもありかなりハードルは高いがやってみる)

周囲を巻き込みながらアウトプットを繰り返す

  • JAWS DAYSだけでなく、その他のJAWSのイベントに参加をし良さをアウトプットすることで社内でのJAWSに対する価値を向上させたい

本セッションに対する感想まとめ

本セッションはコミュニティ参加の意識を変えるきっかけとなりました。
実際にSTEP5まで至る方法を検討してみる過程で、ネクストアクションを明確にすることができたため、今後も実践しようと思います。
具体的にはイベント参加前に参加目的を簡単にでもXにポストしてみたいと思います。
また、今回JAWS DAYS参加の目的を「自社にJAWS DAYSの良さを知ってもらう」と絞りましたが、実際には「普段自らは学びに行く機会の少ない技術トピックに触れてみたい」や、「優秀な方々と交流を深めたい」といった目的もありますので、その点でお世話になった方々はありがとうございました。

チーム対抗提案コンペ 〜仮想RFPに提案してみよう!(https://jawsdays2025.jaws-ug.jp/sessions/D-7)

こちらは、若手枠として参加し初めましての方と4人でチームを組み、公開された仮想RFPに対して事前に準備してきたプレゼンを実施するセッションでした。私はAIを用いたサービスの構成検討と構成図作成、それに関連した質疑応答を担当しました。
構成図↓
image.png

結果的には合計3チームの中で優勝することができましたが発表を通じ、できなかったこと痛感をしたため共有します。

構成図作成に苦戦

私はナレッジベースを利用するマルチエージェント型のシステムを提案しましたが、エージェントやナレッジベースといった基本的な知識が足りず友人に教えを乞いながら構成図を作成する必要がありました。

個人的にAWSサービスの理解度は
機能を理解できる<実装ができる<実用的な構成図が書ける
の順で必要になると感じており、
Bedrockに関連するサービスがどのような原理でどのように繋がっているのか理解できていないのだなと実感しました。
Bedrockの構成図についてはサービス間の連携イメージのような図は多く見つかるものの、実用的な構成図はほとんど見つかりませんでした。なので、まずは実装し理解度を上げた上で構成図をアウトプットしフィードバックを得ることで知見を貯めたいなと思いました。

質疑応答で失敗

今回の発表形式は質疑応答なしという話を聞いていたため、目玉機能を除き細かいサービスについては深く精査せずに構成図を作成していました。(そもそもこれがエンジニアとして不真面目なので反省)
そのため、急遽?の質問コーナーでいただいた「Translateの精度が低い場合があると思うがどうするのか?」という質問に対し上手く答えることができませんでした。
他のチームの方は「まずはデプロイしてみて上手くいかなければその際検討させてください」と素晴らしい回答をしており、自分の実力不足を実感しました。
なぜ私は他チームの方のような回答ができていないのか自分なりに分析してみた結果以下2つの原因が考えられました。

  • システムが実際にエンドユーザーに使われている場面を想像できていない
    • サービスをデプロイすることをゴールとしてしまっている
    • 普段の業務でもお客様の要件を満たすことがゴールとしてしまいがちで、その要件を満たした先でエンドユーザーによってどのように使われているのかまでを意識できていない
  • アジャイル的な発想が自分の中にない
    • ウォータフォール的な作って納品するまで一気通貫で提供する意識が自分の中に強い
    • 「小さな失敗を積み重ねる」といった失敗してから修正する意識が持てていない
    • エンドユーザーの意見を組み込めるような、システム開発の方法を取ろうとしていない

この二つの問題は恐らく普段の業務でも抱えているのだと思います。
実はまだこの二つの課題を解決するようなアクションは思いつけていません。しかし、課題意識は持ち、普段の業務でそのシステムが誰にどう使われているのかをより強く意識するよう心掛けたいです。
「経験が少ないから上手く答えられなかった」なんて言い訳は絶対しないように常に課題意識と分析を続けます。

本セッションに対する感想まとめ

本セッションでは、普段の勉強不足とプロダクトを作るということの意識の低さを実感したものとなりました。
正直上がった課題を「いつまでにこれに取り組んで解決します」といえていないのが、勉強不足なのですが現在は課題を書いて本ブログを締めくくろうと思います。

まとめ

ここまで読んでくれた方々はもうすぐ3年目になるエンジニアだというのに、多くの課題を抱えていると感じられたと思います。これは実際そうだと思いますし、JAWS DAYSで出会った若手の方々は本当に優秀で技術力も行動力も意識も高い方ばかりでした。
ただ、このような学びと刺激を受けることができるのもイベントの良さだと思いますので引き続き目的意識をもってイベントに参加をしアウトプットを続けたいと思います。

13
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?