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Gemini CLI を使い始める前にやっておくこと

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Gemini CLI に作業をさせる上で知っておくべきこと、やっておくべきことがいくつかあります
WSL2 Ubuntu で実行する前提で記載をしていますが、どの環境でも基本的に変わらないはずです

前提知識

  • 基本的な Linux 知識(Bash、コマンド操作)

"Gemini" の読み方

どうでもいいですが、原語の発音に合わせるのであれば "Gemini" は "ジェミナイ" と読みます
ふたご座のこと指す "ジェミニ" というカタカナ語が存在するため "ジェミニ" と読んでも非難されるほどのものではないとは思いますが、あくまで "Gemini from Google" のことを指すのであれば "ジェミナイ" と読むのが正しいです

sudo 実行時のパスワードを省略できるよにする

この操作は WSL2 などローカル開発環境でのみ行うこととし、公開サーバー上で実行するのは控えましょう
(そもそもそのようなサーバで Gemini CLI を使うことはないと思いますが)

Gemini がパッケージのインストールなどをしようとするとき、パスワード無しで sudo を実行可能な状態にしておく必要があります
sudores ファイルを編集することで、sudo 実行時にパスワードの入力を求められなくすることが可能です

まず、設定のために visudo コマンドを実行します

vi visudo

Ubuntu の場合、デフォルトエディタが nano になっているはずです
Vim を使いたい場合は、次のコマンドでエディタ指定を変更してください

sudo update-alternatives --set editor /usr/bin/vim.basic

visudo を起動したら、次の行を末尾に追記してください

visudo
# {USERNAME} を自身のユーザー名に書き換えること
{USERNAME} ALL=(ALL:ALL) NOPASSWD: ALL

これでパスワードの入力を省略できるようになっています
一度 sudo su などを実行し確認してみるとよいでしょう

SSH 接続時のパスワード入力を省略できるようにする

この操作も WSL2 などローカル開発環境でのみ行うこととし、公開サーバー上で実行するのは控えましょう

sudo パスワードと同様に、SSH 接続のパスワードも省略しておいたほうがよいです
これは SSH でコマンド実行をさせるためというよりは、GitHub へ pull/push する際などのために設定しておきます

設定方法は現在の状況に応じてかなり変わってくるためここでは詳細を省きます
(後日最低限の方法のみ記載する予定ではいます)

他の記事などを参考に設定してください

GEMINI.md を使いこなす

これは起動時にも表示されていますが、
gemini を実行したディレクトリに GEMINI.md を作成しておくことで Gemini との対話をカスタマイズすることができます
たとえば「会話は日本語で行うこと」、「コマンドに相対パスを含める場合は必ず ./ で始めること」などといった指示を事前に与えておくことができます

何を書くべきかなどの詳細はここでは省略しますが、ウェブの情報などを参考に自分なりの GEMINI.md を作っておくとよいです


他にも提案があれば、コメントや修正依頼でぜひ教えて下さい!

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