ウェブサイトなどの開発を行う時、その技術スタック選定はとても難しい
フレームワークであれば、自分が扱いやすい言語で書けるか、サイトに必要な機能の実装ができるかが重要になるし、
バックエンドシステムであれば、フレームワークとの相性が良いか、商用利用可能か、セルフホスティングが可能かなどが重要となる
同じ種類のサービスやライブラリ、ツールなどを比較する記事もたくさんあるが、
採用基準は制作者や制作物によって変わるため、一概に人気のあるもの・使いやすいとされているものを選ぶわけにもいかない
Wappalyzer とは
このページを読んでいる人なら使っている人も多いだろうが、
閲覧中のウェブサイトに使用されている技術を解析して表示してくれるブラウザ拡張機能である
例えば Qiita の記事作成画面だと次のような解析結果が表示される
ここで項目をクリックするとその技術の詳細を閲覧できるのだが、そこから分野ごとに採用されている技術のランキングを閲覧することができる
例えば [Payload CMS] をクリックすると Payload CMS に関する情報が表示されるので、右上の [CMS] をクリックする
すると Wappalyzer がもつ解析情報をもとにした CMS 技術の使用率ランキングが表示される
デフォルトでは TOP10 のみ表示されているが、リスト右下からランキングの全量を確認することができる
ランキング情報を ChatGPT に渡し、自分にあったものを選ぶ手伝いをしてもらう
このランキングをコピーして Excel に貼り付け、[Technology] 列をコピーする
それを ChatGPT に渡し、自分の要望や目的などを説明することで多くの人が使っている技術の中から本当に自分にあっているものを選んでいくことができる
このとき、いきなり複数の注文をするよりは少しずつ条件を絞っていくほうがよい
はじめに大枠で絞り、段々と細かい条件で絞っていくような会話をしていくと探しやすい
次のリストは CMS における使用率ランキングである
この中から、ヘッドレス CMS に分類されるものを抽出してほしい
なお、リストは上から順に使用率の高いものに並べられているので、以降の会話ではこの順位を保持してほしい
WordPress
Wix
Sqarespace
:
---------------------------------------------
以下のリストから、ヘッドレスCMS(Headless CMS)に分類されるものを順位を保持した形で抜き出しました。
plaintext
17. Contentful
24. Sanity
33. Ghost
34. Prismic
39. Storyblok
54. DatoCMS
60. Builder.io
---------------------------------------------
セルフホスティングが可能なものに絞ってほしい
---------------------------------------------
以下は、先ほどのヘッドレスCMSリストからセルフホスティング可能なものに絞り込んだ結果です。順位を保持しています。
plaintext
17. Contentful
24. Sanity
33. Ghost
34. Prismic
39. Storyblok
63. Grav
79. microCMS
:
数件まで絞り込めたら、それらを一つずつ自分で調べていくのがよいと思う
以下に絞り込み条件の例を記載しておく
- 使用できる言語
- (任意のフレームワーク) との相性がよいか
- OSS であるかどうか
- 無料で使用できるか
- 商用利用が可能か
- セルフホスティング可能か
- 1年位内に更新されているか(開発・更新が終了していないか)
- API が提供されているか
- API は(RestAPI、GraphQL など任意の形式) であるか