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装着したまま食事ができるスマートフェイスシールド

Last updated at Posted at 2020-12-23

1.できること

箸を口元に持って行く動作を検知して、自動でフェイスシールドの口部分が開きます。

食べ物を口に入れる瞬間だけフェイスシールドが開くので、コロナ対策に発展させられるかもしれません。

今回は基本的な仕組みをプロトアウトしただけなので、コロナ対策の効果そのものは評価していません。あくまでも、ITネタとして見て下さいね。

2.仕組み

手に装着したmicro:bitの加速度センサーで食事の動作を検知して、フェイスシールドのmicro:bitに無線でシールドの開閉(サーボモータ回転)を指令します。

3.こんな感じで動きます ~祝微バズ~

考え抜いたものより思い付き5分の方が受けがちなのは何の法則?

4.フェイスシールド部分の加工方法

①口の周り(赤線)をハサミで切り取り、サーボのツバ部分(青丸)とフェイスシールドをネジ止めします。
②切り取った部分をサーボホーンに両面テープで貼り付けます。サーボのカモフラージュとして、お好みで赤っ鼻をトッピングします。
③ヘッドバンドあたりに、いい感じにmicro:bitを両面テープで貼り付けます。
④裏側に電池BOXを両面テープで貼り付けます。
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5.手の部分のmicro:bitの装着方法

手の甲にmicro:bitを貼り付けます。
image.png

6.micro:bitプログラム

■手の部分のmicro:bitのプログラム

上記の写真のように手に装着したmicro:bitの加速度センサーのX軸の値が800より大きくなったことをもって、箸を口のそばに持って行ったと判断しています。判断結果を、無線でフェイスシールドのmicro:bitに送っています。検知はかなり微妙なので、物を口に運ぶ動作に呼応する軸や値を根気よく探して実装して下さい。
image.png

■フェイスシールド側のmicro:bitのプログラム

無線で通知された内容に従ってサーボを回しているだけです。
角度はサーボホーンの取り付け位置に応じて調整して下さい。
image.png

7.まとめ

結構レスポンスよく動作してくれたので、食事動作と開閉の同期は行けるかもと感じました。ただ、衆人環視の学食などで試す勇気がなく、まだ実食試験できてません。それから、たぶんお茶を飲む動作とかには対応できないはずです。

今回はネタレベルの投稿になってしまいましたが、皆様の様々なアイディアで化けるやもしれません。自由にパクってもらって大丈夫なので、進化させてもらえたら嬉しいです。

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