はじめに
私は2024年3月に受験した基本情報技術者試験において、「科目A:680点 科目B:690点」を取りました。
勉強時間は約18日間、休日含めて1日平均6時間となります。
試験日は当初、勉強開始から一ヵ月後を予定しておりましが、模擬試験の結果から日付を前倒しすることにしました。
基本情報技術者試験は2023年4月以降、年2回の筆記形式から、通年試験(CBT方式)に変更され、試験日の変更は3日前まで可能となりました。
もし、試験予約する際はバッファを持たせて、ご自身の学習進捗を鑑みて日程調整することをおすすめします。
試験対策前の状況
勉強を本格的に開始する前に模擬試験結果は「科目A:55% 科目B:70%」ような正答率で、科目Aの出題範囲に関しての知識が足りなく、不安な状態でした。
勉強した流れ
week 1:科目A対策 とりあえず参考書を1周する
いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集を1日平均3章ずつ進めていきました。
上記テキストでは、各章の最後に過去問があるので、1章読み終えたら問題を解き、誤答したらその箇所を再度読み解くようにしておりました。
week 2:過去問道場の模擬試験+科目Bの参考書
過去問道場の模擬試験形式を1日1回やり、誤りが多かった範囲を再度テキストで復習しておりました。
並行して、科目Bの疑似言語の出題内容と疑似言語の文法ルール、情報セキュリティに関して学ぶ為に、情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]を1日3章進めておりました。
テキストには問題の解法が細かく記載されておりますが、これを真似ると問題解くのに時間が掛かるので、あくまで参考程度にしてご自身がやりやすいトレース方法を模索するのがよさそうです。(科目Bは1問5分で解かないといけないのでスピーディかつ正確に書けるようにしていく)
week 3: 合格基準の+20%を模試で取れるように
本番では普段より点数が低くなるだろうと思い、科目Aは過去問道場の模試が3回分の平均がだいたい8割超えるまで繰り返ししました。(合計11回分でした)
科目Bの対策としては模試1回目で75%だったので、疑似言語は一日1問解いて復習し、情報セキュリティは試験4回分の過去問を解きました。
試験当日
試験前に多くの問題解くと疲れて本番で集中力途切れると思ったので、当日は科目Aの各分野の用語の意味を復習する+科目Bの情報セキュリティに関する過去問を試験1回分を解くぐらいにしました。
振り返り
模擬試験をやりすぎたせいか当日は緊張感より、倦怠感の方が強かったです。
科目Aは過去問と同様もしくは類似するものが多かったので、テキストなど購入せず「過去問道場」をひたすら解けば効率よく合格ラインに達するかもしれません。
ですが、ずっと4択の正誤を解くのは飽きるし、解答を脳死でインプットされてしまうかもしれないので、
基礎知識を身に着ける為にも、参考書を読んで理解するのは有意義かと思います。
科目Bに関しては最初丁寧にトレース表を書いていて2問ほど時間が足りませんでした。(最初の簡単な問題でもトレース表書いてた...)
最後に
ご覧頂きありがとうございました。
アウトプットの練習をしたいと前々から思っていた中で、ちょうど資格を取得をしたので今回初投稿させて頂きました。
これから受験される方もしくはご興味がある方のご参考になれば幸いです。
P.S.
基本情報技術者試験では課金すれば科目Aを1年間免除できるチートがございます。
お金の余裕(3万前後?)があり、なるべく楽したい方にはありかもしれません。
(新卒でSE会社に入社される方は研修のカリキュラムに組み込まれているかもしれないのでご留意を)
参考書
・いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集
・情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]
・基本情報技術者過去問道場