こんにちは。
小ネタです。
help.sap.comのABAP Keyword Documentationのサイトが、ABAP7.57の情報が掲載されたタイミングでリニューアルされました。
しかし、このサイトリニューアル後にChrome標準の翻訳機能が使用できなくなっているようです。
検出された言語も日本語しかなく、さらには日本語に翻訳されていません。
ウェブ版のABAP Keyword Documentationをブラウザで日本語訳ができるからと利用していた方には大ダメージではないかと思います
もちろん、Chromeの拡張機能を使う、Edgeなどの他ブラウザを使用することでページの日本語訳はできるのですが、そういった拡張機能はインストールできないし、別ブラウザのインストールもちょっとNG…と言う場合もあるかと思います。そのような場合にChromeの標準翻訳機能でページを日本語訳したい方は以下を参考にしてください。
・方法
1.記事のページを開きします。
「CREATE OBJECT」のページで確認してみましょう。
https://help.sap.com/doc/abapdocu_latest_index_htm/latest/en-US/index.htm?file=abapcreate_object.htm
2.ページのURLから「index.htm?file=」を削除したURLのページを開きます。
左側のツリーの表示がなくなり、右側の記事だけのページになります。
3.このページは、Chrome標準の翻訳機能が使用できます。
先ほどと違い、英語と日本語が表示されています。
そして、翻訳機能でページを日本語訳できました。
※反面、ツリー表示がなくなってしまうので、ほかの記事に遷移したい場合はページ最上段の検索ボックスから記事を検索して遷移する必要があります。
まとめ
・記事のURLを一部変更することで、ABAP Keyword Documentationの記事ページをChrome標準の翻訳機能で日本語訳できるようになる。
今回は以上となります。ありがとうございました。