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【WINDOWS】スクリーンキャプチャ(スクリーンショット)操作まとめ( NO MORE PAINT for screen capture in Windows 10)

Last updated at Posted at 2020-02-11

※2020/02/15 切り取り&スケッチの箇所に間違いがありましたので修正しました。
※2020/09/22 Windows+Alt+PrintScrの動作が確認できないので取り消しました。

こんにちは。

Twitterで、少し前に株式会社アクシアの米村社長のこんなツイートが話題になりました。https://twitter.com/yonemura2006/status/1220203794140524545?s=20

「Windowsキー + Shift + S」でパソコンの画面の取りたい部分のスクショ
取れる機能を教えてもらって感動。知らなかった人はぜひ試してみてください。
今までPrintScreenでスクショ取ってペイントで編集してたのは何だったのか。

このリツイートで、「ペイント、自分も使っていた」という人が多いことに驚きました。
また、この機能を知らなかったという人が多いことにも驚きましたが、そういえば私がいた現場の
新人さんも単体テストのときに同じことをやっていました。
彼は会社の先輩からPrintScrしか教わっていなかったらしく、PrintScrの後にペイントで
範囲をトリミングして…とExcelでのスクショ取りに2~3分とものすごく時間をかけていました。
さすがに見かねて、スクリーンショットの取り方を教えたところ、私が離任する際にこの件で
彼に大変役に立ったと言われました(えっそっち?品目マスタの作り方とか教えたのになぁ…:sweat_smile:)

どうしてこんなことになっているのかと考えたのですが、
・Windows、パソコンそのものの知識不足(スマホで事足りる時代になりましたし)
・教育担当や先輩社員がWindowsの新しい操作方法を習得しておらず、昔覚えた方法をそのまま部下や後輩社員に教えている。
などが原因かなと考えました。

今回、自分のスクリーンショットのやり方を知識をまとめたものをここで披露したいと思います。
また、仕事でスクショといえば…のOffice製品にある画面キャプチャ機能もご紹介します。
※当記事ではWinShotなどのキャプチャ専用アプリケーションは紹介の対象外とします。

1.画面全体をキャプチャ:PrintScr(プリントスクリーン)/Windows+PrintScr

キーボードの、「PrintScreen」(「PrintScr」)のボタンを押すと、今画面に映っているすべての内容をクリップボードにコピーできます。
マルチディスプレイ環境で、「表示画面を拡張」(それぞれの画面で別の内容を表示する)を設定していると、
全画面のスクリーンショットが取得されます(画面の位置設定に従ってキャプチャされます)。

なお、Windows10の場合、Windowsキー+PrintScreenにて、スクリーンショットをPNGファイルにて保存できます(「+」は同時押し)
格納先は、[Windowsフォルダ]\ユーザー\ [ユーザ名]\ピクチャ\スクリーンショット、ファイル名は「スクリーンショット(1から連番).png」となります。

2.アクティブウィンドウをキャプチャ:Alt+PrintScr~~/Windows+Alt+PrintScr~~

「アクティブウィンドウ」というのは、今前面に表示されているウィンドウのことです。
「同時押し」は実際は、「Alt」を押しながら「PrintScr」を押す」で問題ありません。PrintScrの場合と同様に、クリップボードにコピーできます(すみません、Windowsキーとの組み合わせは動作が確認できないので取り消しとさせていただきます)。
Windows10の場合はPrintScrと同様に、Windowsキー+Alt+PrintScreenにて、アクティブウィンドウのスクリーンショットをPNGファイルにて保存できます。
格納先は、[Windowsフォルダ]\ユーザー\ [ユーザ名]\ピクチャ\スクリーンショット
ファイル名は「アクティブウィンドウのタイトル.png」となります。

3.Snipping Tool(Windows7からの標準アプリ)

Windows7から追加された標準アプリケーション・・・だったと思います。
Windowsボタン(キー)>Windowsアクセサリ>Snipping Tool で起動します。

image.png
起動してみてさっそく何やら「切り取り & スケッチ」というアプリに進化します、とはありますが、まだ使えます。
モードとして、以下のものがあります
自由形式の領域切り取り:マウスで範囲を自由に指定します(使い道がすごく限られそうです)
四角形の領域切り取り:画面全体が薄い白色になり、マウスでキャプチャする範囲を四角形で指定します
ウィンドウの領域切り取り:マウスをクリックした位置のウィンドウの内容をキャプチャします。
ただし、アクティブウィンドウに重なっているウィンドウを指定した場合は、アクティブウィンドウの内容が重なって表示されます
(↓右にある黒いウィンドウを指定した)
image.png

全画面領域切り取り:1.PrintScrの場合と同じです。
Snipping Toolsの場合、起動し続けられるので、キャプチャを連続でとる場合に便利だと思います。
また、5秒までの1秒間隔で、キャプチャ実行してから実際のキャプチャを取るまでの時間を指定できるので、
メニューのプルダウンのショットを取りたいという場合に便利です。

4.切り取り&スケッチ

Windows10から追加されたアプリです(7では使えません)。
Windowsに詳しい方でも、「そんなアプリあったっけ」となると思います。というかWindowsのメニューにまだないのです…:sweat_smile:
すみません、**スタートメニューの「か」のところにありました。完全に見落としていました。
image.png
image.png
※たくさんの機能があるので説明は一部省略します。いろいろ試してみてください。
・新規:
「Windows+Shift+S」**と同様の画面になります。キャプチャした画像は「切り取り&スケッチ」に表示されます。横のボタンをクリックすると、1秒・3秒・10秒の間隔でキャプチャ時間の遅延設定もできます
・装飾用関連:ボールペン、鉛筆、蛍光ペンなどの記入機能、「定規」(横方向の直線が引けます)。トリミングもできるので「トリミングのためいったんExcelにキャプチャを張り付ける」という手間も不要です。
image.png
・右側関連:キャプチャ画像をファイルで保存、クリップボードへコピー、共有の機能などがあります。「…」の中の「設定」からは「PrtScrボタンで切り取り&スケッチを起動する」の設定を行うこともできます。

**「Windows+Shift+S」**は上記の簡易版で、新規ボタンをクリックした状態になり下記のショットのように(画面汚くてすみません)上部真ん中に5つ(または4つ)のアイコン(ボタン)が出てきます。
image.png
「切り取り&スケッチ」からの「新規」とは以下の点が異なります。
・キャプチャ画像はクリップボードにコピーされます。画像編集等は行えません
・キャプチャ遅延時間設定が使用できません
・Windows10 1809以前のPCでは「ウィンドウの領域切り取り」のボタンが表示されず使用できません

5.Office製品でのスクリーンショット

Office2010、2013あたりから使えるようになっていると思いますが、知っている人が少ないように思います。
リボンの、挿入タブ>スクリーンショット(または、Alt+Nを押した後に、S、Cと連続で押す)。
画面はExcelですが、Outlookなどでも使えます)。
image.png
クリックすると、今あるウィンドウのサムネイルが表示されます。
image.png

サムネイルをクリックするとそのウィンドウの内容が一発でキャプチャできます。
範囲を絞りたい場合は、サムネイルの下の、「画面の領域」を指定するとマウスで指定した四角形の範囲でキャプチャすることができます。なお、クイックアクセスツールバーにこのボタンを登録すると、「Alt+数字キー」のショートカットが割り当てられ、さらにキャプチャを早く対応することができます。登録した順番に左から「Alt+1」「Alt+2」・・・と割り当てされます(下記マーカー部)。
image.png

最後に

実は過去、自社の若手社員に5.のExcelのスクリーンショットの操作を紹介したことがあるのですが、
メモリが4GBのしょぼいPCだと真っ黒な画面がキャプチャされることがあってウケが悪かったです。
やっとERPの現場でもメモリ8GBのパソコンが標準になりつつあるので改めて紹介したいなと思いました
(というか16GBのマシンが現場で使えるのはいつのことやら…)。

紹介した操作で、業務時間をより有効に活用できる方が増えれば何よりです。
今回の内容は以上です、ありがとうございました。

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