この記事の対象者
- 新人エンジニアの方
- 何か作業効率化のネタを探している方
はじめに
実務未経験でエンジニアとして転職をし1ヶ月目に行った内容になります。入社後は時間に余裕があったため、作業効率化に取り組みました。
本記事ではIT転職後に行って作業効率化したと思われるベスト5について書きます。似たような境遇の方の参考になれば幸いです。
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print('バナタチという者です。プログラミングスクールに3ヶ月通い、IT転職しました(前職は電機・業務改善系)。
最近はudemy business等に取り組み学習中です。
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作業効率化の方針
対費用効果の高いものに優先的に取り組むため、以下の手順で作業効率化を行いました。
- 作業効率化できそうな内容の洗い出し
- 体感で以下の作業効率化余地が高いものをピックアップする
作業効率化余地 = 作業出現頻度 ✕ 1回あたりにかかる時間 - 2.の内容について以下の優先順位を設けて取り組む
- 環境設定による自動化
設定さえしてしまえば、作業効率化するため最優先にしました。 - ショートカットキー・タイピングによる効率化
- 開発が必要な自動化(Excelマクロ等)
作業効率化に時間がかかるのと作業環境によってはExcelマクロ等が使えない(マクロウイルス等のセキュリティ対策のため)ので優先順位は最下位にしました。
- 環境設定による自動化
- 作業効率化を行ったものに対してマインドマップに記載
イメージはこんな感じです。
作業効率化の内容
ここでは効果があった作業効率化ベスト5について紹介します。
第1位:PC起動時にジョブカン(勤怠管理システム)を自動起動するように設定
行った背景:ジョブカンを毎日朝9:00前に出勤記録を付けるために使用するのを一部自動化したかった。「teamsアプリで自動起動ができるならジョブカンでもできるのでは?」と思い調査。
行った内容:PC起動時にジョブカンを自動起動するように設定しました。
詳しくは参考URLに書いてあるため割愛します。
因みにiPhoneで行う方法はこちらの記事の「オートメーション機能」を使うことで実装できました。
第2位:脱マウス(動画研修編)
行った背景:動画研修を2ヶ月行うことが確定していた。また動画研修では、(1)動画視聴、(2)電子ノートに記録、(3)動画通りにアプリを動かす(ハンズオン)を行う必要があり、3画面の切り替えをスムーズに行いたかった。
行った内容:動画研修で使用するショートカットをリストアップして、ショートカットキーを活用しました。
使用したショートカットキーは以下になります(Windows。UdemyとYouTubeの動画で使用可)。
操作内容 | ショートカットキー |
---|---|
停止・再生 | 「Space」 |
5秒進める | 「→」 |
5秒戻る | 「←」 |
画面最大化・解除 | 「f」 |
速度変更 | 「Shift」+「→」or 「←」 |
画面切り替え(電子ノート↔動画) | 「Ctrl」+ 「Tab」 |
画面切り替え(電子ノートor動画↔ハンズオンのアプリ) | 「Alt」+ 「Tab」 |
第3位:脱マウス(Outlook編)
行った背景:メール確認は最低1日2回は行う(午前と午後に1回ずつ)。メール確認や整理等の効率化を行いたかったため。
行った内容:Outlookで使うショートカットをリストアップして、ショートカットキーを活用しました。
使用したショートカットキーは以下になります(Windows)。
操作内容 | ショートカットキー |
---|---|
メールを開く | 「Enter」 |
前後のメールを開く | 「Ctrl」 + 「<」or「>」 |
メールを閉じる | 「Alt」+ 「F4」 |
メールを範囲選択 | 「Shift」 + 「↑」or「↓」 |
メール削除 | 「Delete」 |
予定表のコピー | 「Ctrl」+ 「c」 |
予定表のペースト | 「Ctrl」+ 「v」 |
余談になりますが、「Alt」+ 「F4」はPCシャットダウンにも使えるので、1日1回は使う機会がありました。
更に決まったパターンのメールを受け取る場合は、「仕分けルール」を設定すると整理の頻度は減りました。
第4位:タイピング速度向上(タイピング練習)
行った背景:動画研修では、電子ノートに記録を残す必要があり、1日2000字ぐらい書く必要があった。エンジニアでは、今後もタイピング速度が重要になると感じたため。
行った内容:タイピング練習は、間違えたところを重点的に練習できるマイタイピングで1日10分1ヶ月継続して練習しました(ランク変化:E+→D)。
タイピングに関しては熟練度によって効率的な学習方法が変わってくるように感じました。私の場合は以下のステップ4で伸び悩んでいた時期があり、ステップ5の練習方法に切り替えることで解消しました。
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | 基本の指の配置を覚える |
2 | ローマ字・ひらがな一文字の練習 |
3 | 単語の練習 |
4 | 短文の練習 |
5 | 短文のミスが多い部分の強化練習 |
第5位:エビデンス画像をExcelに貼り付ける作業自動化(Excelマクロ作成)
行った背景:動画研修ではハンズオンを行い、エビデンス画像(ハンズオンの完成形)をExcelに150枚以上貼り付ける必要があり、作業効率化したかったため。
行った内容:Excelマクロを作成し自動化しました。ネット上に似たようなマクロはあったのですが、汎用性を持たせるため改造しました。
長くなりそうなので、後日詳細について書こうと思います。参考にさせて頂いたのはこちら。
感想
1日1-3個作業効率化するTodoを決めて実行することを1ヶ月継続すると、目に見えて作業が早くなったと実感しました(予定より2週間程早く研修が進んでおり、自習の割合が増えました)。
かかった時間と躓いたポイントを大まかに記録しておくことが、今後の改善に繋がると思いました。
アプリ系エンジニアは作業効率化をしやすい職種だと思うので、今後もネタがあれば挑戦していきたいと思います。
追記:実際に現場にアサインしてから、タイピング速度向上、脱マウス(動画研修編)は特に役立っているように感じます。現場でどう活かすかについては別記事で紹介しようと思います。
おまけ(リモートデスクトップのレスポンス改善)
行った背景:はじめてリモートデスクトップを使う機会があり、レスポンスが遅いのが気になりました。
行った内容:リモートデスクトップ接続のオプションで、画素数を減らす。
デフォルトでは「最高品質(32ビット)」だったものを「High Color(15ビット)」に設定変更しました(画面の色に関するデータ量が半分ほどになる)。参考にさせて頂いたのはこちら。