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booleanメソッドの命名規則

Last updated at Posted at 2019-02-20

booleanメソッドの命名規則

まとめ

・使えるパターン -> is + 形容詞, has + 過去分詞, 三単現動詞 + 名詞, 助動詞 + 動詞
・アンチパターン -> YesとNoが明確でない命名
・主語を記載したいときは例外的に主語+三単現動詞

命名規則一覧

is + 形容詞

形容詞の状態であるかを尋ねる
ex) isEnabled

has + 過去分詞

動詞の状態となったかを尋ねる
ex) hasSent

3単現動詞 + 名詞

動詞の状態に名詞があるかを尋ねる
名詞が明確な場合は、省略できる
ex) hasError

助動詞 + 動詞

可能かどうかや、するべきかどうかを尋ねる
ex) canRemoveItems
ex) shouldContinue

2019年2月21日追記
助動詞はあり?なし?というコメントをいただきました。助動詞を使用するbooleanも良く見ますし、動詞で始めるという一般的ルールにも当てはまるのでありだと自分は思います。
そのため追記しました。

よくある間違い

YesとNoが不明確

ex) checkValid

文法的ミス(命名規則に沿っていない)

ex) isEnable, existError
→ 正しくは isEnabled, existsError

主語を記載したいとき

例えばユーザーが存在するかということをbooleanで表現しようとすると表現として以下のようなものをGitLabで見つけた。

public boolean userExists

public boolean isUserExists

public boolean existsUser

自分は1つ目のパターンが一番好みだ。
英文で表そうとすると
If user exists,... だからだ。
原則動詞から始めるというルールがあるので2つ目や3つ目のパターンがあるのだろうが、英語の文法としてはおかしいように見えるのであまり使わない。

stackOverflowでも主語をもつ場合の命名規則についての議論があった。
https://stackoverflow.com/questions/1566745/boolean-method-naming-readability

これをみてもuserExistsが一番多いように見える。

またuserというobjectを持っているのならuser.exists()と書くべきだ。

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