OVRdropとは
VR空間でデスクトップを出せるソフトウェア。SteamVR上で動作するアプリ全般に使えて最高に便利な神アプリ。
Steamでも上位にランクインし、VRChatユーザーには絶賛されている。
ぼくが1,480円で購入した翌週に30%引きキャンペーンが始まったけど、それはどうでもいいや。
不具合現象
起動してVR空間にウィンドウが出現したが、真っ白で何も表示されない。設定をいろいろ変えてもダメ。
ウィンドウはいろいろ選べるけど、どれもダメ。私の場合はノートPC付属のカメラ映像だけは映った。
結論
ゲーミングノートで使っている場合は、サブディスプレイを繋げばデスクトップやブラウザが表示・操作できる。
不具合原因
OVRdropは、GPUがモニター出力する最後のところをハックしているみたい。SteamVRが動いているGPUのモニター出力だけ取ってこれて、他のGPU(CPU内蔵のグラフィック)は取ってこれない模様。
ノートPCの場合はGPU使ってても最後のモニター出力はCPUで処理しているようで、OVRdropの画面が使えない。しかし、外部ディスプレイを繋げれば、そちらはGPUになるので外部ディスプレイは取ってこれる。
モニター出力がCPUなのかGPUなのか、ここで確認できます。
ディスプレイ設定→ディスプレイ1or2を選択→アダプターのプロパティの選択
解決した
これでOVRdrop使えました。相変わらずディスプレイ1は真っ白だけど問題なし。ディスプレイ2をメインディプレイにしとけばさらに完璧。
補足
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OVRdropのために不要なディスプレイ繋げばいいのですが、ノートPCだけでデモすることもあるのでやっぱり困る。そんな時はHDMIダミープラグがあるらしい。取り合えず買って試してみます。
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VR Ready なゲーミングノートだと、大抵 Mini DisplayPort だと思います。Mini DisplayPort Adapter を買うときはSpecに注意です。
Mini DisplayPort Adapter のスペックが足りていない可能性があります。参考 )https://t.co/n53EISy0Vh
— しのぶ@エバンジェリスト (@shinoblogavi) 2018年2月10日
以上です。エンジョイ!!!!!
OVRdrop 使いこなせてきたぞー。Google Earth VR →ローカルアプリ→ #VRChat とアプリをまたいでも、SteamVR で動いていればずっとデスクトップとブラウザがついてくる。すばらしい!!手がプルプルして精密な操作はできないけどww pic.twitter.com/gGcihOxgNl
— 大熊 元気 (@JNTEST23) 2018年4月6日
追記
HDMIダミープラグ購入して試しました。ディプレイを繋いだのと同じようにGPUの出力になってOVRdropを使えました。ただ、SteamVRでしか見れない画面になるので、HMDを外してディスプレイ見たりマウスで操作したりできず使いにくいですね。
写真はMini DisplayPort→HDMI変換プラグ→HDMIダミープラグという無駄にややこしい構成w
GTUNE(マウスコンピューター)だと、もっと良い方法がありました。
タスクトレイで動いてる Control Center を開き、エンターテインメント→ゲーミング→GPU切り替え で、「ディスクリート」をチェック。そうするとノートPC付属のメインディスプレイもGPU出力になって、OVRdropもバッチリ使えました。
同様に凹み様のuDesktopDuplication(uDD)も使えました。こういうの作っている方すごい!!
http://tips.hecomi.com/entry/2016/12/04/125641