我々エンジニアにテンキー?
まず俺が使用しているbluetoothでワイアレスなテンキーについて紹介しよう。
写真はアマゾンから拝借してきた。すまん。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00H39T2Q4
こいつである。
なぜ今テンキーかというと使いこなせば作業効率が上がるからである。
決してエクセルで事務仕事をひたすらするなんちゃってIT系のためだけのものではない。
差別用語が出てしまった。誠にすまない。
これを純正のワイアレスキーボードの左側に隣接して使用してほしい。
サイズもぴったりなので綺麗に隣におけるはずだ。
例えばこの状態でクリップボードの履歴管理アプリを起動しショートカットを割り当てれば数字キーだけで瞬時に10個の履歴を管理できる。
他にも使っていないマックユーザーは絶対いないと言われるBetterTouchTool(http://www.bettertouchtool.net) でアプリごとにショートカットを割り当ててやると作業効率が段違いだ。
キーが増えればそれだけ使用できるショートカットが増えるということ。
ちなみにテンキーのキーはキーボード本体の同じ数字や記号のキーとは別のキーとして認識されているためテンキーのキーの数だけキーが増えることになる。
そしてなぜかこういった使い方をする場合、キーボード本体の左側に置くことで威力を発揮する。
数字キーがパッド右側に集中しているため、それらのキーへの距離が近くなるからかもしれないが、通常のテンキーの位置とは異なるため、自然に知恵を絞り新たな可能性を模索するからかもしれない。
左側に配置できるのはテンキー一体型でないからこそである。
秘められた力を解放する
例えばフォトショップなどを使っている方なら、テンキーを使ったショートカットがデフォルトで割り当てられているためすでに有効活用しているのかもしれないが、テンキー一体型の有線キーボードを使っていることと思う。
テンキー一体型でないものを普通に使用するとキーボード本体のコマンド、オプション、コントロール、シフトキーは別途使用するテンキーとのコンビネーションが効かないからだ。
つまりこの状態では4C1 + 4C2 + 4C3 + 4C4 = 4 + 6 + 4 + 1で例えばnum1キーに対するコンビネーションだけでも15パターンが使えていないことになる。勿体無い。
これを解決するためKarabiner(https://pqrs.org/osx/karabiner/) を導入する。
これもキーボードの仕事を割り振るためのものだがショートカットを割り振る際、優先順位としては、
· IDEなどキーのカスタマイズが細かくできるアプリのショートカットはその環境、アプリ内で設定する。
· BetterTouchToolで設定する。
· それでも割り振れないEjectキーなどメタな感じのキーはKarabinerで設定する。
まあこれがKarabinerの使い道なのだが、今回着目すべきはKarabinerはインストールしアクティブにしておくだけで複数台のキーボードのキーのコンビネーションが有効になる点だ。
同商品を購入したフォトショッパーが商品レビューにキーのコンビネーションが効かない点を書いていたが、その点はこれで解決できる。
ちなみにコマンドキーとのコンビネーションをする場合、左手親指でコマンドを抑え薬指や小指でテンキーを操作するとしっくりくる。
というわけで左置きテンキーの可能性を模索する仲間が増えることを祈って終わり。
最後に登場したアプリのインストールコマンド
brew cask install Karabiner
brew cask install bettertouchtool