#初めに
MongoDBのインストールからユーザー認証の設定までしちゃいます。タイトルがなんとも限定的になってはいるものの、別にさくらVPSでなくともCentOS7をインストールされているものであれば同じような動作をすることができると思います。
###前提
・CentOS7をインストールしている。
#MongoDBのインストール
現在、2021年の3月16日現在に公開されてる最新のドキュメントを参考に進めていきます。公式のドキュメントはこちら
まず最初にMongoDBのCommunityとEnterpriseの2つのサーバーエディションのどちらを選ぶか選択します。
以下の海外のサイトを参考にCommunityとEnterpriseを比較すると、EnterpriseはCommunityに比べてセキュリティ面で優れており、デメリットが特に内容に見えたのでとりあえず自分はEnterpriseをインストールしました。
https://developpaper.com/comparison-table-of-mongodb-community-version-and-enterprise-version/
一応この記事では両方のインストール方法を書いておきます。
##Communityのインストール
↓参考にさせていただいた公式
https://docs.mongodb.com/manual/tutorial/install-mongodb-on-red-hat/#overview
$sudo vim /etc/yum.repos.d/mongodb-org-4.4.repo
[mongodb-org-4.4]
name=MongoDB Repository
baseurl=https://repo.mongodb.org/yum/redhat/$releasever/mongodb-org/4.4/x86_64/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=https://www.mongodb.org/static/pgp/server-4.4.asc
CentOS7ガチ初心者さんがいないとも限らないので、:wで保存、:qでvimコマンド終了であることを注釈しておきましょう。
$sudo yum install -y mongodb-org
以上のコマンドを打つとインストールされます。質問されることがあれば、全部yとしておけばインストールは完了されるはずです。
##Enterpriseのインストール
↓参考にさせていただいた公式
https://docs.mongodb.com/manual/tutorial/install-mongodb-enterprise-on-red-hat/
$sudo vim /etc/yum.repos.d/mongodb-enterprise-4.4.repo
[mongodb-enterprise-4.4]
name=MongoDB Enterprise Repository
baseurl=https://repo.mongodb.com/yum/redhat/$releasever/mongodb-enterprise/4.4/$basearch/
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=https://www.mongodb.org/static/pgp/server-4.4.asc
$sudo yum install -y mongodb-enterprise
以上のコマンドでインストールは完了です。
#インストールしてから
何事にもソフトウェアとは開始させなければ開始しません。
$sudo systemctl start mongod.service
$sudo systemctl status mongod.service
2つ目のコマンドで無事activeと表示されていればOKです。
お試しに
$mongo
とコマンドをうってみればmongodbが起動するはずです。
起動されてなければstatusでエラーのヒントが出ているはずなので、それにそって頑張って修正してみてください。頑張れ!
それから、そのままmongoシェルの中で
>show dbs
と確認しておいてください。何か表示されたことを覚えておくだけでいいです。
#ユーザー認証
自分が1ヶ月ほど悩み通したところです。わかってみれば簡単なことでしたので、それほど構えなくとも大丈夫な簡単なところです。
$mongo
>use admin
switched to db admin
> db.createUser({user:"自分で", pwd:"決めてね", roles:["root"]})
>exit
$
ユーザー管理用のスーパーユーザーを作成します。userの名前に悩むようであれば、安直に'admin'などに仮設定してみればどうでしょうか。
$vim /etc/mongod.conf
#securiity:
authorization: enabled
↑ここ注意!スペース2個分だけです!
スペースはタブでもいいかとpython思考で入力していれば一ヶ月どっかの誰かさんのようにどこにも問題のない迷路に迷うことになるので注意ですね。まったく!どこの誰でしょうね!
$sudo systemctl restart mongod
リスタートして
$mongo
で普通に起動すればとりあえず一安心。
>show dbs
で何も表示され内容になっていれば問題なしです。
>exit
$mongo -u 自分の設定したユーザー名
その後、パスワードが求められるので先程入力した通りに入力しましょう。
入ってから
>show dbs
と入力して4つほど表示されればスパーユーザー作成は成功です!
お疲れ様でした!