この記事は、私自身の忘備録です。
定期的に環境を変える羽目になるのですが、今回は異なるpythonのバージョンを使い分ける必要があったため、pyenv + poetry の環境を構築しました。若干の躓きポイントがあったので忘れないようにメモしておきます。
対象環境
Windows 11
pyenv install
PowerShellでのインストールがうまくいかなかったので、「Pyenv-win.zip」で手動インストール
Pyenv-win zipに書かれている通りに実施。
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「pyenv-win.zip」をダウンロード
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ユーザフォルダの直下に「.pyenv」というフォルダを作成
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ダウンロードしたzipの中身を「.pyenv」フォルダに移動させる
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「.pyenv\pyenv-win」の中に「bin」フォルダがあることを確認
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環境変数の設定
- 「PYENV、PYENV_ROOT、PYENV_HOME」を追加(ここを確認してください)
- PATHに「bin」フォルダを追加(ここを確認してください)
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ここまではマニュアル通りなのだが、自分の環境ではさらに以下のコマンドを打つ必要があった。(ここを参考。powershellは知らないスクリプトを動かしたくないらしい)
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
Unblock-File (Join-Path $env:PYENV 'bin/pyenv.ps1')
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pyenv --version
でバージョンが確認出来たら完了 -
pyenvで使うバージョンのpythonをインストールし、globalに設定する(バージョンは各自変更してください)
pyenv install 3.12.10
pyenv global 3.12.10
poetry install
- マニュアルに従い、下記コマンドを実行。
py
をpython
に変えるのを忘れないこと(Invoke-WebRequest -Uri https://install.python-poetry.org -UseBasicParsing).Content | python -
- 環境変数の設定
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PATH
に「\AppData\Roaming\Python\Scripts」を追加
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poetry --version
でバージョンが確認出来たら完了