mDNSとは
IT用語辞典から引用
mDNSとは、ローカルネットワーク内でホスト名からIPアドレスを割り出すために用いられる通信規約(プロトコル)の一つ。DNS(Domain Name System)の問い合わせをIPマルチキャストで同報送信する。
要するにローカルにDNSサーバを設置しなくても、名前解決ができるようになります。
Ubuntuでの有効化方法
avahi-daemon
をインストールするだけでOK
sudo apt update
sudo apt install avahi-daemon
sudo systemctl start avahi-daemon
sudo systemctl enable avahi-daemon
hostnameの変更
ホストネームを変更することで名前を変更できる
ホストネームの確認
名前解決時の名前は「<マシンのホストネーム> + .local」という名前で検索できるようになる。
hostnamectl
かhostname
コマンドで現在のホストネームの確認ができる。
hostnamectl
だと色々出てくるがStatic hostname
にかかれているものが<マシンのホストネーム>に該当する。
ホストネームの変更
もし、ホストネームを変更する場合は下記手順で変更できる
sudo hostnamectl set-hostname <新しいホストネーム>
sudo vim /etc/hosts # 172.0.1.1 <新しいホストネーム> に変更
mDNSの許可
そのままだと、mDNSの問い合わせがファイアウォールに弾かれてしまうため、
mDNSで利用するUDPの5353番ポートを開放する。
ここでは、ufwの有効化方法については記載しない。
sudo ufw allow mdns