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WindowsマシンにParrotOSの仮想マシンを導入する方法【備忘録】

Last updated at Posted at 2024-03-09

はじめに

VirtualBoxを使ってWindowsPCにParrotOSを導入する方法を紹介します
ISOファイルを用いてオリジナルの仮想マシンに導入していきます
仮想メモリ、仮想ハードディスク、CPUプロセッサ数などはお使いのPCスペックと相談してください

目次

  1. VirtualBoxのインストール
  2. ParrotOS用の仮想マシンを作成する
  3. 参考文献

VirtualBoxのインストール

ざっくりとインストール方法を紹介しますが、詳しく知りたい場合は
私の動画でVirtualBoxのインストール方法を紹介しているため参考にしてください

公式サイトからVirtualBoxをダウンロードする

virtualbox.png
Download VirtualBox 7.0をクリックして
Windows hostsを選択
image.png

ダウンロードしたインストーラーのexeファイルを起動する
image.png

基本的にデフォルトで進めていってOK
必要に応じてインストール先のフォルダを変更する

VirtualBoxが起動すればインストールは完了
(写真ではKaliLinuxとParrotOSがすでに入っているが気にしないでOK)
image.png

ParrotOS用の仮想マシンを作成する

ParrotOSの公式サイトにアクセスする

  • Parrot Security
    image.png
    SecurityEdition>Download>iso(amd64)を選択してisoファイルをダウンロードする
    image.png

VirtualBoxマネージャーから
仮想マシン>新規 を選ぶ
image.png

仮想マシン作成画面が開くので下のエキスパートモードを選択
image.png

名前に任意の仮想マシン名を入れる(バージョン名を入れておくと良い)
フォルダーは任意の空きがあるフォルダーを指定する(私はC:\VM_Guest\VBoxを作成した)
ISOイメージに先ほどダウンロードしたParrotOSのISOファイルを指定する
image.png

>ハードウェアに移動する
メモリを4096MBに設定
CPUのプロセッサ数を緑とオレンジの間くらいにする
(ここはお使いのPCのスペックに応じて変更可能)
EFIの有効化にはチェックを入れない
image.png

>ハードディスクに移動する
40GBほどのVDI形式のハードディスクを作成する
image.png

完了を押すとVirtualBoxマネージャーに仮想マシンが追加されている
image.png

細かい設定をやっていく

・コピペができるようにする
作った仮想マシンが選択されている状態から
設定>一般>高度 を開く
クリップボードの共有とドラッグ&ドロップを「双方向」にする
image.png

・ビデオメモリを増やす
ディスプレイ>スクリーン から
ビデオメモリーをMaxの128MBにする
image.png

・USB3に対応させる
USB>USBコントローラーを有効化にチェック
USB3.0(xHCI)コントローラーを選択する
image.png

OKを押して設定を反映させる
設定した内容が反映されたか確認する
image.png

起動(→アイコン)から起動する
Try/Installを選択してEnter
image.png

ParrotOSが直接ブートされる
image.png

・ParrotOSのインストールを開始する
デスクトップ上の「Install Parrot」をダブルクリック
「日本語」を選択して次へ
image.png

地図上の日本をクリックしてTokyoを選択して次へ
image.png

Japanese>Defaultが選ばれたままにして次へ
image.png

先ほど作った40GBほどの仮想ハードディスクが選択されているのを確認して
ディスクの消去を選択して次へ
image.png

ParrotOSへのログイン情報を設定する
パスワードなどが設定できたら次へ
image.png

・インストールの最終確認
問題がなければインストール
image.png

今すぐインストールを押すとインストールが開始する
image.png

インストールが完了すると「すべて完了しました。」の画面になる
今すぐ再起動に「チェックを入れたまま」実行をクリック(おまじない)
image.png

再度Try/InstallからParrotOSを直接ブートする
起動後左下の「Menu」から電源マークをクリック
image.png

ShutDownを選択してParrotOSをシャットダウンする
image.png

・ISOメディアを取り除く
VirtualBoxマネージャーからParrotOSの仮想マシンの設定を開く
ストレージ>コントローラーIDEのisoファイルを選択
下の✕マークをクリック
光学ドライブを削除しますか?の画面で除去をクリック
image.png

・インストールが完了したParrotOSを起動する
起動(→アイコン)からParrotOSを起動する

一番上の「ParrotOS 6 GNU/Linux」を選択してEnter
image.png

インストール時に設定したパスワードでログインする
image.png

ParrotOSが起動する
image.png

お疲れ様でした
シャットダウンは左下のメニューから電源マーク、シャットダウンを選択するとできる
以降は、最後にやったようにVirtualBoxマネージャーの起動からいつでもParrotOSを起動できます

参考文献

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