はじめに
VirtualBoxを使ってWindowsPCにParrotOSを導入する方法を紹介します
ISOファイルを用いてオリジナルの仮想マシンに導入していきます
仮想メモリ、仮想ハードディスク、CPUプロセッサ数などはお使いのPCスペックと相談してください
目次
VirtualBoxのインストール
ざっくりとインストール方法を紹介しますが、詳しく知りたい場合は
私の動画でVirtualBoxのインストール方法を紹介しているため参考にしてください
公式サイトからVirtualBoxをダウンロードする
Download VirtualBox 7.0をクリックして
Windows hostsを選択
基本的にデフォルトで進めていってOK
必要に応じてインストール先のフォルダを変更する
VirtualBoxが起動すればインストールは完了
(写真ではKaliLinuxとParrotOSがすでに入っているが気にしないでOK)
ParrotOS用の仮想マシンを作成する
ParrotOSの公式サイトにアクセスする
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Parrot Security
SecurityEdition>Download>iso(amd64)を選択してisoファイルをダウンロードする
VirtualBoxマネージャーから
仮想マシン>新規 を選ぶ
名前に任意の仮想マシン名を入れる(バージョン名を入れておくと良い)
フォルダーは任意の空きがあるフォルダーを指定する(私はC:\VM_Guest\VBoxを作成した)
ISOイメージに先ほどダウンロードしたParrotOSのISOファイルを指定する
>ハードウェアに移動する
メモリを4096MBに設定
CPUのプロセッサ数を緑とオレンジの間くらいにする
(ここはお使いのPCのスペックに応じて変更可能)
EFIの有効化にはチェックを入れない
>ハードディスクに移動する
40GBほどのVDI形式のハードディスクを作成する
完了を押すとVirtualBoxマネージャーに仮想マシンが追加されている
細かい設定をやっていく
・コピペができるようにする
作った仮想マシンが選択されている状態から
設定>一般>高度 を開く
クリップボードの共有とドラッグ&ドロップを「双方向」にする
・ビデオメモリを増やす
ディスプレイ>スクリーン から
ビデオメモリーをMaxの128MBにする
・USB3に対応させる
USB>USBコントローラーを有効化にチェック
USB3.0(xHCI)コントローラーを選択する
OKを押して設定を反映させる
設定した内容が反映されたか確認する
起動(→アイコン)から起動する
Try/Installを選択してEnter
・ParrotOSのインストールを開始する
デスクトップ上の「Install Parrot」をダブルクリック
「日本語」を選択して次へ
先ほど作った40GBほどの仮想ハードディスクが選択されているのを確認して
ディスクの消去を選択して次へ
ParrotOSへのログイン情報を設定する
パスワードなどが設定できたら次へ
インストールが完了すると「すべて完了しました。」の画面になる
今すぐ再起動に「チェックを入れたまま」実行をクリック(おまじない)
再度Try/InstallからParrotOSを直接ブートする
起動後左下の「Menu」から電源マークをクリック
ShutDownを選択してParrotOSをシャットダウンする
・ISOメディアを取り除く
VirtualBoxマネージャーからParrotOSの仮想マシンの設定を開く
ストレージ>コントローラーIDEのisoファイルを選択
下の✕マークをクリック
光学ドライブを削除しますか?の画面で除去をクリック
・インストールが完了したParrotOSを起動する
起動(→アイコン)からParrotOSを起動する
一番上の「ParrotOS 6 GNU/Linux」を選択してEnter
お疲れ様でした
シャットダウンは左下のメニューから電源マーク、シャットダウンを選択するとできる
以降は、最後にやったようにVirtualBoxマネージャーの起動からいつでもParrotOSを起動できます