まずは結果を確認
こんなサイトを作れます。
内容はこの記事と同じものです。
はじめに
この記事はGitの使用方法についてある程度理解している人向けです。
Gitって何?早くWordPress使わせろっていう人はググりながら進めるか、
新しい記事を書きますのでそれをお待ちください。
なぜOpenShiftか
2015年5月にHerokuの無料プランが変更になりました。
無料プランの制限や環境を以下にまとめました。
項目 | OpenShift | Heroku |
---|---|---|
無料プラン | 制限なし | 1日18時間まで |
MySQL使用 | 1GBまで | 5MBまで クレジットカード登録必要 |
構築の容易さ | 非常に簡単(ほぼワンクリック) | 設定が必要 |
また、WordPressを簡単に開設できるサービスでは、
運営会社の広告が入ってしまうことがあります。
自分の広告を自由に貼るためにも、自分専用のWordPressを運用しましょう。
時代はPaaSです
導入方法
基本的なステップは4つです。
- 準備(Git、OpenShift、カスタムドメイン)
- WordPressを編集してpush
- (任意)phpMyAdminを編集してpush
- カスタムドメインの設定
0.ゴール
最終的なファイルの配置を先に示しておきます。
phpフォルダは.gitと同じ階層に新規作成します。
myadminフォルダはphpフォルダ直下に新規作成します。
php
├ myadmin
├ doc
├ examples
...
├ wp-admin
├ wp-content
├ wp-includes
├ license.txt
...
1.準備
- Gitのインストールをしましょう。方法はGoogleで
- OpenShiftのアカウント作成。
- phpアプリケーションを作成
- MySQLを追加
- Source Codeに記載されている "ssh:〜" をCloneする
- カスタムドメインの取得
- tkドメインを取得
- 登録時は一旦 "URL Forwarding" に適当な文字を入れておいてください
- 方法はGoogleで(捨てメールアドレスを作成すると良いかも)
2.WordPressを編集してpush
- WordPressのダウンロード
- phpフォルダ内に展開
-
wp-config-sample.php
をwp-config.php
にリネーム -
wp-config.php
の'DB_NAME'あたりをこれに書き換え - push
おめでとうございます。
この段階でもうWordPressは動きます。
カスタムドメインの設定やphpMyAdminの設定をする方はもうひと踏ん張りしましょう。
3.phpMyAdminを編集してpush
- phpMyAdminのダウンロード
- php/myadminフォルダに展開
- php/myadmin直下の
config.inc.php
の$cfg['Servers'][$i]['host']あたりをこれに書き換え - push
4.カスタムドメインの設定
- OpenShiftの設定
- Applications画面で作成したアプリを選択
- foo-bar.rhcloud.comの横にある小さい "change" をクリック
- Domain nameに取得したドメイン(wwwを頭につける)
例:www.example.tk
- DNSの設定
- Dozensにアカウント作成
- ドメイン設定後、レコードを作成
- Record Name
www
、TypeCNAME
、 Contentfoo-bar.rhcloud.com
- tkドメインの設定
- 管理画面にログイン
- Domains > MyDomains > テーブルの右側のManage Domain
- Management Tools > NameServers
- Use custom nameservers (enter below)を選択
- DozensのNameServerを書く(NS1.DZNDNS.COM〜NS4.DZNDNS.COM)
- Change Nameserversをクリック
参考サイト
OpenShiftでWordPressを動かす方法の詳細は下記サイトを参考にしました。
PaaS で動かす WordPress + OpenShift 入門
DNSに関して不明点があればコメントをお願いします