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”Soracom”で始める、IoT入門       「もう遅刻なんてしない」編

Last updated at Posted at 2019-12-28

はじめに

この記事は、
ものづくり未経験者が、Soracomに出会い、初めてものづくりをする。
までを綴った奇妙な冒険譚です。
Qiita初投稿なので、”こたつの中で、長時間温まった後の足先”のような生暖かさで見ていただけると嬉しいです。

お品書き

  • 物語は突然に
  • Soracomとの出会い
  • 便利屋、「ショートカット」くん
  • 感想

物語は突然に

ある日僕が仕事をしていると、同期がとても落ち込んだ顔をしていました。
彼は遅刻をしてしまい、面談で上司に酷く怒られたそうです。
Image1.jpg
※画像はイメージです

「せめて連絡さえできていれば...」
そのとき、ふと閃きました!
Image2.jpg

Soracomとの出会い

どうやって遅刻を判定しようかな〜と悩んでいると、上司がこんなものをくれました。
products_glove_iot_starter_kit.png
Grove IoT スターターキット for SORACOM(Wio LTE JP Version)
https://soracom.jp/products/kit/grovestarter_kit_lte/

僕:「これは!誰でも簡単にIoTを始められるスターターキットじゃないですか!」
上司:「これあげるから、それ使って面白いもの作って。」
僕:「わかりました!(遅刻メールに使うことは内緒にしておこう...)」

ということで、以下のような構成を考えました。
「〇時なのに、GPSの情報が自宅だったら遅刻」と判定することにしました。

無事、起きれたとき
Wakeup.jpg

遅刻しちゃったとき
BeLated.jpg

遅刻時は「〇時のGPS情報が自宅だったら、API叩いてメールを送る」、それだけです。
無事、起床時は「ショートカット(後述)を押すことでAPI gateway経由でLambdaを動かし、メール送信をOFFにする」
ようになってます。

便利屋、「ショートカット」くん

今回の押しポイントである、iOSのショートカットについて少しだけ。
iOS13から標準アプリの仲間入りをしたショートカットくん。
複数の手順を組み合わせることで、オリジナルのショートカットを作ることができます。
今回はアラームのON/OFFとRaspiのON/OFFを組み合わせました。
Shortcut.jpg
API GatewayとLambdaはこんな感じ。
APIGateway.png
Lambda.png
URLを叩く→Lambda呼び出し→AWS IoTでpublish
って流れです。
ONにするときはlat(latitude)=-2を送信、OFFにするときはlat=-1を送信することでRaspiのON/OFFを行いました。
目覚ましのONとRaspiのONを同時にワンクリックで出来るので便利です!
これで、もし遅刻しても事前に上司に連絡がいくので、叱られずに済みます。ヤッタネ!!

感想

初めてのものづくりでしたが、自分で何かを作るって良いですね。
SoracomやらAWSやらは先駆者様がたくさんいらっしゃるので、ググれば何とかなるのがベネ(笑)
僕は以下のサイトを参考にしました。
https://iot.kyoto/integration_case/2019/04/13/3739/

反省点は、SoracomのSIMであるメリットを活かしきれなかったことですね...
センサーもいっぱい付属してるので、そいつらも活かしたいところ...(Soracomのスターターキット、めちゃお得なのでオススメです!)
次はもっとIoTっぽいものに挑戦したいと思います(^。^)

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