#はじめに
この記事は、
ものづくり未経験者が、Soracomに出会い、初めてものづくりをする。
までを綴った奇妙な冒険譚です。
Qiita初投稿なので、”こたつの中で、長時間温まった後の足先”のような生暖かさで見ていただけると嬉しいです。
#お品書き
- 物語は突然に
- Soracomとの出会い
- 便利屋、「ショートカット」くん
- 感想
#物語は突然に
ある日僕が仕事をしていると、同期がとても落ち込んだ顔をしていました。
彼は遅刻をしてしまい、面談で上司に酷く怒られたそうです。
※画像はイメージです
「せめて連絡さえできていれば...」
そのとき、ふと閃きました!
#Soracomとの出会い
どうやって遅刻を判定しようかな〜と悩んでいると、上司がこんなものをくれました。
Grove IoT スターターキット for SORACOM(Wio LTE JP Version)
https://soracom.jp/products/kit/grovestarter_kit_lte/
僕:「これは!誰でも簡単にIoTを始められるスターターキットじゃないですか!」
上司:「これあげるから、それ使って面白いもの作って。」
僕:「わかりました!(遅刻メールに使うことは内緒にしておこう...)」
ということで、以下のような構成を考えました。
「〇時なのに、GPSの情報が自宅だったら遅刻」と判定することにしました。
遅刻時は「〇時のGPS情報が自宅だったら、API叩いてメールを送る」、それだけです。
無事、起床時は「ショートカット(後述)を押すことでAPI gateway経由でLambdaを動かし、メール送信をOFFにする」
ようになってます。
#便利屋、「ショートカット」くん
今回の押しポイントである、iOSのショートカットについて少しだけ。
iOS13から標準アプリの仲間入りをしたショートカットくん。
複数の手順を組み合わせることで、オリジナルのショートカットを作ることができます。
今回はアラームのON/OFFとRaspiのON/OFFを組み合わせました。
API GatewayとLambdaはこんな感じ。
URLを叩く→Lambda呼び出し→AWS IoTでpublish
って流れです。
ONにするときはlat(latitude)=-2を送信、OFFにするときはlat=-1を送信することでRaspiのON/OFFを行いました。
目覚ましのONとRaspiのONを同時にワンクリックで出来るので便利です!
これで、もし遅刻しても事前に上司に連絡がいくので、叱られずに済みます。ヤッタネ!!
#感想
初めてのものづくりでしたが、自分で何かを作るって良いですね。
SoracomやらAWSやらは先駆者様がたくさんいらっしゃるので、ググれば何とかなるのがベネ(笑)
僕は以下のサイトを参考にしました。
https://iot.kyoto/integration_case/2019/04/13/3739/
反省点は、SoracomのSIMであるメリットを活かしきれなかったことですね...
センサーもいっぱい付属してるので、そいつらも活かしたいところ...(Soracomのスターターキット、めちゃお得なのでオススメです!)
次はもっとIoTっぽいものに挑戦したいと思います(^。^)