v-container
とv-layout
は、Vuetify内でレイアウトを構築するためのコンポーネントですが、それぞれ異なる目的を持っています。
v-container
v-containerは、アプリケーション全体のコンテンツを包むためのコンテナコンポーネントです。このコンテナは、レスポンシブデザインをサポートするために使用され、ウィンドウの幅に応じてコンテンツの幅を自動的に調整します。また、v-containerはBootstrapのcontainerクラスに似た役割を果たし、アプリケーションの主要なコンテンツを中央に配置するのに便利です。
<template>
<v-container>
<!-- アプリケーションの主要なコンテンツ -->
</v-container>
</template>
v-layout
v-layoutは、アプリケーション内のコンテンツをグリッドまたはフレキシブボックスレイアウトで配置するためのコンポーネントです。v-layoutを使用することで、コンテンツを横方向や縦方向に配置し、カラムとしてグループ化することができます。v-layoutは、Bootstrapのrowクラスに似た機能を持っています。
<template>
<v-layout row>
<v-flex>
<!-- 左側のコンテンツ -->
</v-flex>
<v-flex>
<!-- 右側のコンテンツ -->
</v-flex>
</v-layout>
</template>
要するに、v-container
はアプリケーション全体のコンテンツを包むためのコンテナであり、v-layout
はコンテンツをグリッドやフレキシブボックスレイアウトで配置するためのコンポーネントです。これらのコンポーネントを組み合わせて、Vuetifyアプリケーションのレイアウトを効果的に構築できます。