jq コマンドの基本的な使い方

jqは、JSONデータを処理するためのコマンドラインツールです。以下に、jqの基本的な使い方をいくつか紹介します。

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JSONデータの表示

jqを使用して、JSONデータを表示することができます。以下は、JSONデータが記述されたファイルをjqで表示する例です。

$ cat example.json | jq

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特定の要素の取得

jqを使用して、JSONデータの中から特定の要素を取得することができます。たとえば、以下のJSONデータがあった場合、"name"の値を取得するには、次のようにコマンドを実行します。

{
  "name": "John",
  "age": 30,
  "city": "New York"
}

$ cat example.json | jq '.name'

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複数の要素の取得

jqを使用して、JSONデータの中から複数の要素を取得することもできます。たとえば、以下のJSONデータがあった場合、"name"と"age"の値を取得するには、次のようにコマンドを実行します。

{
  "name": "John",
  "age": 30,
  "city": "New York"
}

$ cat example.json | jq '{ name, age }'

要素のフィルタリング

jqを使用して、JSONデータの中から特定の条件を満たす要素をフィルタリングすることもできます。たとえば、以下のJSONデータがあった場合、"age"が30以上の要素を取得するには、次のようにコマンドを実行します。

[  {    "name": "John",    "age": 30,    "city": "New York"  },  {    "name": "Mary",    "age": 25,    "city": "Los Angeles"  },  {    "name": "Peter",    "age": 35,    "city": "Chicago"  }]

$ cat example.json | jq '.[] | select(.age >= 30)'

これらは、jqの基本的な使い方の一部です。jqには、様々なフィルタリングや変換の方法が用意されており、JSONデータの処理を効率的に行うことができます。