はじめに
@GORO_Neko です。ご存知の方ご無沙汰してます。初めての方お初にお目にかかります。
最初にいつも通りのお断りをば。
自分、仕事では一切マイコンボードを利用した業務に携わったことがございません。
以下は、自分が所属する会社の意向を反映したものでもスタンスを示すものでもなく、単なる一個人の趣味の活動から産まれた記述です。
… はい。
気が付けば Raspberry Pi Pico も pico-ruby も滅茶滅茶バージョンが上がってた
Raspberry Pi Pico と言う、Raspberrry ブランドのマイコンボードで、Rubyが動くと知って、試して
qiita に記事を書いたのが 2 年前の話。
時間の流れは残酷です(自分がさぼってただけともいう)。
その間に pico-mruby のバージョンが上がり、なによりそれを動かすマイコンボードが、Raspberry Pi Pico2 などと言った新しい型式の製品が販売されるようになりました。
販売元は「Raspberry Pi Pico シリーズの以前の製品との互換性を維持しながら、大幅なパフォーマンスの向上を実現」とは言っていますが、前に試した時と同様の手順・方法で pico-mruby を動作させられるものか否か?
と言うわけで、今回は再度 pico-mruby を作成し、Raspberry Pi Pico2 上で動作させうるか、試してみることとしました。
お試しその 1: 昔と同じ手順で pico-mruby は作成可能か
『昔と同じ手順で』2 年前に作成した Build 用の Dockerfile 無変更で実行させてみました
Dockerfile 中でバージョン指定していた箇所が OS 位だったせいか、利用ツール同士のバージョン不一致等起こりにくかったようで、まずは何とかなったようです
ビルド済み pico-mruby 入りの ubuntu コンテナができあがりました
一応エビデンスとしてログの抜粋を載せます
>~/pico_mruby$ docker build --no-cache -t scraping:20241217 .
failed to fetch metadata: fork/exec /usr/local/lib/docker/cli-plugins/docker-buildx: no such file or directory
DEPRECATED: The legacy builder is deprecated and will be removed in a future release.
Install the buildx component to build images with BuildKit:
https://docs.docker.com/go/buildx/
Sending build context to Docker daemon 4.096kB
Step 1/15 : From ubuntu:22.04
---> ca2b0f26964c
:
:
:
[100%] Linking CXX executable pico-mruby.elf
[100%] Built target pico-mruby
:
:
:
Successfully built 8688bf15a84f
Successfully tagged scraping:20241217
お試しその 2: できたバイナリ(pico-mruby)を新しいマイコンボード(Raspberry Pi Pico2)で稼働させられるか?
...はい、ここから急展開、懺悔タイムとなります
この記事書くために買っておいた Raspberry Pi Pico2 部屋のどこに沈んだか、どうしても見つかりません
急遽秋葉原あたりのパーツ屋に走るわけにもいかず...
ごめんなさい! 必ずや Raspberry Pi Pico2 を探し出し、今回作った pico-mruby が動くか否かを追試する記事(後編)を書きますので、今回はここまでで許しておいてやってください
うわぁ、格好悪ぅ
では、また