ここでは、プライベートサブネットに配置されたEC2にVSCodeからSSH接続し、さらに接続先のEC2でJupyter-notebookを起動する方法を整理します。
最初に
今回は、以下のリンク先の設定方法が済んでおり、VSCodeでプライベートサブネットのEC2にSSH接続できることを前提としています。
〇 プライベートサブネットのEC2インスタンスへのSSH接続自体の方法は、以下のリンク先で紹介してます。
〇 プライベートサブネットのEC2にVSCodeからSSH接続する方法は、以下のリンク先で紹介済みです。
やること
- EC2へのjupyter notebookのインストール
- jupyter notebookのパスワード設定
- jupyter notebookの起動
- ブラウザでの操作
- おわり
EC2へのjupyter notebookのインストール
以下のコマンドをSSH接続後のターミナルで実行して、jupter notebookをインストールします。
pip install notebook
jupyter notebookのパスワード設定
ブラウザでjupter notebookを開いた時にパスワードを求められるので、そのパスワードをあらかじめ設定します。
〇 以下コマンドでjupyter_notebook_config.pyを作成する
jupyter notebook --generate-config
〇 パスワードを設定する
jupyter notebook password
※パスワードの設定は初回のみで大丈夫です。もし忘れてしまった場合は、再度同じコマンドを実行して、パスワードを再設定してください。
jupyter notebookの起動
以下のコマンドで、jupyter notebookを起動します。
jupyter notebook
以下のようなメッセージが表示されたら、右下のポップアップの
【Open in Browser】を押下します。
ブラウザでの操作
ブラウザで以下のように表示されたら、パスワードのボックスに先ほど設定したパスワードを入力します。
パスワードを入力して【Log in】を押下したらjupyter notebookが開きます。
おわり
ここまでの操作で、プライベートサブネットに配置されたEC2でjupter notebookを起動することができました。
EC2でjupyter notebookを起動することで、EC2サーバーの環境かで各コマンドを実行できます。
ローカル環境で起動すると、どうしてもパソコンのスペックに依存してしまうんですよね。。。