こんにちは、エンジニアの皆さん!今回は生成AIを活用した英単語学習アプリ「コミ単」の開発事例をシェアします。
▣「コミ単」の概要
「コミ単」は英単語学習×生成AIを組み合わせたWebアプリです。中高生の「英単語がなかなか覚えられない」「単語帳がつまらない」という課題に対し、入力した英単語からAIが漫画を生成することで楽しく学習できる...と思ったけど、AIが生成する漫画の内容が面白くないので”自分で面白くする”仕組みにすることで、生成AIへの興味喚起と英単語学習の両方を実現しました。
▣技術スタック
CopyFrontend: JavaScript (Next.js)
Backend: Python (Firebase Functions)
Infrastructure: GCP/Firebase
Image GenAI: Stable Diffusion Ultra
Text GenAI: GPT-4o
▣技術選定の苦労
プロジェクト初期は画像生成にDALL-E 3を採用していましたが、日本の漫画表現に課題がありました。ユーザーテストで「アメコミ調になる」との指摘を受け、社内AI部門と連携してStable Diffusionへ切り替え、日本のアニメ風グラフィックの再現性を向上させました。
サーバーレス構成で工数削減
少人数高速開発という条件下で、使い慣れたFirebaseを採用。Authentication、Firestore、Functionsを組み合わせたサーバーレス構成により、バックエンド構築の工数を大幅削減し、一人でのフルスタック開発を実現しました。
AIが生成したストーリーをベースに中高生が自分なりにアレンジできる機能を実装。ユーザーからは「AIが出したものを元にするなら想像しやすい」との好反応を得ました。
詳細な実装方法や生成AIとの連携手法について、弊社テックブログで詳しく解説しています。興味を持たれた方はぜひご覧ください!