1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

74HC14を使った発振回路

Last updated at Posted at 2025-03-04

74HC14を使った発振回路

image.png

下記の解説を参考にしました。

原理

1. コンデンサの充電

image.png

コンデンサに充電をすることで時間とともに$V$の電位が下がっていきます。

2. 反転

image.png
$V$の低下によって、シュミットトリガの閾値$V_{THRESHOLD_{LOW}}$に引っかかります。
ロジックが反転し、コンデンサの放電が始まります。

3. コンデンサの放電+逆方向に充電

image.png
すべて放電して、その後逆方向に充電します。
$V$の電位は上がっていき、シュミットトリガの閾値$V_{THRESHOLD_{HIGH}}$に引っかかります。
ロジックが反転し、コンデンサの放電が始まります。

4. 反転+コンデンサの放電+逆方向に充電

image.png

以上を繰り返します。

Vの電位の時間変化

image.png

周期の理論値:コンデンサの電位の時間変化を元に

image.png

image.png

image.png

結論

$HIGH$の時間

\begin{eqnarray}
2(V_H - V_L ) e^{- \frac{1}{CR}t} + V_L &=& V_{THL}\\
\therefore t_{HIGH} &=& CR \ln \frac{2(V_H - V_L)}{V_{THL} - V_L}
\end{eqnarray}

$LOW$の時間

\begin{eqnarray}
V_H - 2(V_H - V_L ) e^{- \frac{1}{CR}t}&=& V_{THH}\\
\therefore t_{LOW} &=& CR \ln \frac{2(V_H - V_L)}{V_H - V_{THH}}
\end{eqnarray}

image.png
計算すると

\begin{eqnarray}
 t_{HIGH} &=& CR \ln \frac{2(V_H - V_L)}{V_{THL} - V_L}\\
 &=&CR \ln \frac{2(4.4 - 0.0)}{1.6 - 0.0}\\
 &=&1.7047 CR
\end{eqnarray}
\begin{eqnarray}
t_{LOW} &=& CR \ln \frac{2(V_H - V_L)}{V_H - V_{THH}}\\
 &=&CR \ln \frac{2(4.4 - 0.0)}{4.4 - 2.7}\\
 &=&1.644 CR
\end{eqnarray}

ほぼデューティ比$0.5$になることがわかりました。

周波数は

\begin{eqnarray}
fz &=& \frac{1}{t_{HIGH} + t_{LOW}} \\
&=&\frac{1}{ 3.35 CR}
\end{eqnarray}

前述の$2.2$からはずれましたが、これは素子自体の性能次第なのでなんとも言えないですね。

実験結果

image.png
image.png

$V$の電圧を測定した結果

image.png

理論通りの波形になってます。

image.png
数値は少し合いません。

周波数は$16.24kHz$となりました。参考式値$22.7kHz$、理論式値$14.9kHz$となるので、まぁまぁいい感じです。

失敗:TTLタイプ

image.png

右のテキサス・インスツルメンツのICでは発振が起きませんでした。

原因

無接続時にINPUT側の端子から電圧が1.6V出ているのが原因でした。
TTLタイプのロジックICはINPUT側にも常時電圧が発生しています。
INPUTが絶縁されているCMOSタイプじゃないとうまくいきません。
安物を買うとこういう失敗があるんだよなぁ

image.png

ちなみに$V_{THH}$が$1.65V$とかなり低いです。

失敗2:RMの選定

image.png
$R_M$を大きな値に変更して実験すると、チャタリングが発生します。

image.png

出力波形も汚いです。
image.png

原因

切り替えタイミングはコンデンサの充電がかなり進んで電流が減ってきたタイミングです。
電流が減ると下記図の左半面のみの回路といえる状況になります。

image.png

理論的に$R_M$を決める方法は思いつきませんでした。

とりあえず実験で確認するしかないでしょう。
あまりに$R$に対して$R_M$がでかいとまずいということだけ理解しておきましょう。

終わりに

あまりいい説明はできている気がしません。
というか、読む気も起きない気がします。

この回路を試したけどうまくいかないという人には刺さる気がするのでまぁいいか

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?