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カイジクルーンの曲面形状のdxfデータを作る

Last updated at Posted at 2023-07-26

目的

カイジクルーンの曲面形状を数式で求め、dxfデータに変換する。

曲面形状設計

目的

  • 玉の回転半径を時刻に比例して減少サせる

支配方程式

1.png
クルーン上をまわる玉の断面

2.png
玉自体の回転を無視すると

N cos \theta=mg \\
\tan \theta = \frac{df}{dr}\\

となる。
遠心力と釣り合うと考えると

mr \omega^2 = Nsin \theta\\
=mg tan\theta\\
=mg\frac{df}{dr}\\

よって

r = \frac{g}{\omega^2} \frac{df}{dr}

となる。

v=r \omega

で速度は空気粘性によって、$ma=-cv$を解いて

v= A exp(-\frac{c}{m} t)

とすると(Aは初速によって決定する。クルーンに最大半径があるため、最大値が存在する)、

\omega = v/r = \frac{A}{r} exp(-\frac{c}{m} t)
r = \frac{g}{\omega^2} \frac{df}{dr} =  g \frac{df}{dr} \frac{r^2}{A^2} exp(2\frac{c}{m} t)

よって

r = \frac{A^2}{g} exp(-2\frac{c}{m} t) \frac{df}{dr}^{-1}

となる。

傾きが一定の場合

傾きが一定の場合は回転半径は指数関数的に減少する。
一方で指数関数の乗数は$-\frac{2c}{m} t$ 物性値で定まる。

Aを求める

\begin{eqnarray}
mr_{max} \omega^2 =mg \frac{df}{dr}_{r_{max}}\\
\omega = \sqrt{ \frac{g}{r_{max}} \frac{df}{dr}_{r_{max}} }\\
v = r_{max} w\\
=\sqrt{ g r_{max} \frac{df}{dr}_{r_{max}} }\\
\therefore A = \sqrt{ g r_{max} \frac{df}{dr}_{r_{max}} }
\end{eqnarray}

改行機能してないのきつい
代入すると、まぁまぁ示唆的だね。

当たり前だけど、最大径での傾きは初速の狙い値から逆算して

\frac{df}{dr}_{r_{max}} = \frac{1}{g} \frac{v_0^2}{r_{max}}

で与えるべきである。

傾きを指数関数的に


\frac{df}{dr} = exp(-\frac{2c}{m} kt) 

とすると、

r=\frac{A^2}{g}exp(-\frac{2c}{m} t(1-k)) 

$k<1$では回転半径rは指数関数的に減少する。
$k>1$では回転半径rは指数関数的に増加する。
傾きは時間立つことにゆるくなる vs 球の速度は指数関数的に遅くなり、遠心力が小さくなる
の戦いのため、起きる現象である。
回転半径が大きくなりながら傾きをゆるくする=どんどん平らになるということ。
そういう状態を狙うわけではないので$k<1$で考える。

\frac{df}{dr} = (\frac{gr}{A^2})^{\frac{k}{1-k}}

よって

f=B r^{\frac{1}{1-k}}

つまり、半径の累乗を曲面の高さにすれば、玉の回転半径の減衰の仕方も変わるということである。

dxfデータの作成

以前書いた記事を参考にする。
rを動かしながら(r,f(r))の点を計算して、dxf多角形セクションに追加する。

今後書く

またクソ記事を書いてしまった

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