ドローンを作りたい
ドローンを作りた~い。自分の作った飛行体が謎に空中にういていてほしぃいい~い。
ということで、ドローンを作るためにプロペラとモータを買いました。
ついでにPROXXONのミニルータ買いました。便利ぃイイイ。
では実際、モーターの回転数・電流・発生する浮力(プロペラ方向へ発生する力)の関係はどれくらいなのでしょうか。
実験装置
単純に、秤(0.01g単位)に写真のようにモーターセットを載せて電流を入れてます。
注意点
意外と地面効果ってかなり強いです。プロペラの下に指を置くだけで浮力が3gから3.5gに変化します。本体がプロペラの下の流れを遮ると効率が下がりますね。
逆にプロペラの上に手のひらを当てるのもかなり効果があります。浮力が3gから4gぐらい変わります。コレはつまり、天井付近を飛行すると天井に本体が吸引されるということですね。
実験結果
浮力と電流には比例関係がある。
考察
500mAで5gほどの浮力。モータ+プロペラで2gなので、実質発生浮力は3g。4モータ式で12g浮かせられる。
本体+マイコン+FET+ジャイロ+電源を12gで抑えるのはかなり困難。
リポを乗せるのを諦めたほうがいい。
浮力と回転数の理論的説明
流体的に、抗力と速度には次の関係がある。
D= \frac{1}{2} \rho V^2 S C_D
速度の2乗比例するということだ。
モータのトルクは電流に比例するので
T = KI\\
\therefore KI = \frac{1}{2} \rho S C_D \omega ^2\\
\therefore I = a \omega^2
電流は角速度の2乗に比例すると証明できる。
浮力(揚力)も速度2乗に比例する
L = \frac{1}{2} \rho V^2 S C_L\\
\therefore L = b \omega^2\\
\therefore L = b I/a\\
\therefore L = (b/a) I\\
よって、浮力は電流に比例すると言える。
プロペラの効率について
プロペラの効率はプロペラのサイズが大きいほど高くなる。
ギヤードモータなども売っている。
同じモーター、同じ電流でも50gも推力が出るらしい。
届き次第確認してみる。