バージョンアップを行う理由
Larave10を使うにはphp8.1以上が必要なため、XAMPPのPHPをバージョンアップ(8.0→8.2)することに。
こちらの記事を参考に、php8.2をダウンロードしてきてXAMPPのPHPを入れ替えることにした。
手順通りやったがうまくいかない
ダウンロードするPHPについて、参考記事には「『Non Thread Safe』でよいっぽい。」とあったが、「Non Thread Safe」をダウンロードし以降の手順を進めたところ、私の環境ではXAMPPのApatcheが起動しなかった。
問題1: httpd-xampp.confの指定と実際のPHPモジュールの不一致
httpd-xampp.confの該当箇所を確認すると以下のようになっていた。
しかし実際にはxampp/php内にphp8ts.dllはなく、php8.dllが入っていた。
LoadFile "C:/xampp/php/php8ts.dll"
そのため、httpd-xampp.confに合わせる形で、「Thread Safe」版をダウンロードし直すことにした。
問題2: browscap.ini
Apacheのerror.logに「C:\xampp\php\extras\browscap.iniが存在しないか、PHPが参照できていない。」ことが示されていた。
確認すると該当ファイルが存在しなかったので、元のphpフォルダからbrowscap.iniをコピーして配置した。
無事、バージョンアップ完了
最終的になんとかPHPをバージョンアップし正常にApatcheを起動できるようになった!