以下ツイートの背景を綴ったポエム的な記事です。
技術的な内容は登場しませんが、アウトプットがもたらした効果についてまとめました。
チームで週一Qiita記事を投稿するアウトプットを実践している。2ヶ月が経過してふりかえりをした。OSSにコントリビュートしたいと全員が言い出している。素晴らしい成果につながった。やはりアウトプットは素晴らしい。正義だ。 pic.twitter.com/SbOeHrIcbQ
— G ☁ (@gee0awa) January 7, 2020
アウトプットする意義はなんだろう、どれだけの効果があるのだろう?
自分自身はアウトプットすることを通して学習をしているが、他の人にもハマる学習方法なのだろうか?
そんなことを一人で考えていました。一人で考えていても結論は出ないので行動に移してみました。
アウトプット駆動学習について発表してみた
まずはじめに、アウトプット駆動学習を他の人にも布教してみることにしました。
まずは社内勉強会で Qiitaにアウトプットすることを通した学習のテクニックを発表、いまいちウケがよかったのかどうか分からない。フィードバックがあまり得られないと、発表した意味があまりないですよね。つぎはもう少しフィードバックが得られやすい事をやってみよう。
https://speakerdeck.com/gawa/my-ci-cd-practice
アウトプット駆動学習をチームではじめてみた
チームメンバの技術力向上の一施策として、Qiita記事を週に1本以上投稿する活動を初めてみました。(もちろんやる気のあるチームメンバの合意の上で)
毎日会話するメンバだし、アウトプットが良いのか悪いのか、すぐにフィードバックが来そうだなと。
チームメンバは私を含めて4人、若手が中心のチームです。
チャットルームを作って、互いの投稿を読む、褒める、イイねをする。
たったこれだけのことしかしませんでしたが、みるみるうちにチームメンバが成長していくのを実感しました。
ふりかえり
1ヶ月半ほど経ったころ、YMT形式でふりかえりをしました。
YMTとは、
- Y: やったこと
- M: 学んだこと
- T: 次にやること
を共有するスタイルのふりかえりです。
Y: やったこと
- GoogleAnalyticsを入れた
- Slackアカウントを作った
- AWSアカウントを作った
- Macを買った
- Qiitaに描く前提で考えるようになった
- 寝る時間を減らした
- 作業効率化アプリを入れた
- textlintを使い始めた
- 量より質を意識した
- qiitaというシェルコマンドを作った
- Trelloにやりたい事を書くようになった
- 毎日Qiitaを見ていろいろな技術に興味を持った
- 作業時間を捻出した
- 会社で教わった事を自宅でも復習した
- 記事を1つ書くために色々調べた、結果めっちゃ遠回りした
M: 学んだこと
- 意外とできた
- なんでもやってみようという考え方になった
- メンバーの好みが理解できた
- 英語の速読テクニックが身についた
- アウトプットを見てもらう楽しさに気づいた
- 基礎的な技術力の足りなさに気づいた
- わかりやすく伝えることの難しさを学んだ
T: 次にやること
- トレンドにのる
- CI/CD
- 社内でアウトプットの文化をもっと広める
- 色々なツールをつくってみる
- JS系の記事 5本
- 2月末で2000Contributionを目指す
- 何か使えるサービスを公開する
- 書評を書く
- Pythonやりたい
- プログラムを1から勉強し直す
- 1週間に1本はきつい、毎週投稿できなくても良いが継続したい
- OSSにContribute
- 仕事で使わない技術に挑戦する
ふりかえってみて
週1記事投稿というミッションは、ある程度自分を追い込むスタイルなのでとても辛かったとは思います。
それでも皆が「OSSにコントリビュートしたい」や「仕事で使わない技術に挑戦する」など、とにかくもっともっと勉強して成長しようというマインドに変化していったことに驚きました。
やはり自分が信じてきた道は間違いではなかった。
アウトプットは正義だ、この先も続けていこう。そう改めて決意ができました。
チームメンバに感謝です。ありがとう。