通貨強弱チャートについてよく質問されるので回答のメモ
自称世界一使いやすい通貨強弱確認ツールを開発しています。
https://fx-labo.app/strength/?t=today
よくtwitterなどで質問をもらうので回答用にメモを残します。
Question
通貨強弱の計算式は?
単位は?
起点を変えると全然異なるグラフになるのはなぜ?
Answer
計算式は長くなるので割愛
起点となるある時刻からの相対的な変化率です。
移動平均や取引量は一切考慮していない起点の価格とその時点の価格だけの比較です
足し合わせるといつでもゼロになります。
相対的なものなので単位はありません。
考え方
ある起点のすべてのペアの値を0として
起点時を
ドル円 110円
ユーロ円 120円
ユーロドル 1.00ドル
として
次のタイミングで
ドル円 100円
ユーロ円 130円
ユーロドル 1.10ドル
となっていたとしたら
ドル円だけ見ると円高→円強くなった
ユーロ円だけ見ると→円弱くなった
ユーロドルだけ見たると→ユーロが強くなった
この場合ざっくりですがドルの一人負けですから
ユーロが +2
円が+1
ドルが -3
みたいな強弱関係になるはずです。
これを8通貨全部混ぜて計算してます。
なので時々 フランとかトレードしないという理由で消して表示させてる人がいるんですが
計算式にはフランも盛り込んでいるので、ちょっと意味合いが変わってしまいます。
単位は?ともよく聞かれるんですが
どの時点でも数値を足し合わせればゼロになるように相対的な数値です
起点の話
同業さんたちは日本時間の朝の7時とかを基点にしてるんですが
これに異議を唱えてとにかくいっぱい起点を設定できるようにしたのが
このアプリです。
また起点を変えると、その起点を基準に考えますので
たまたま起点になった時刻が経済指標の発表などで
ローソク足でいうヒゲがビヨーンと伸びた状態だと
他の起点と比較したときにグラフの状態がかなり変わります。
なので必ず3つくらいの起点を切り替えてトレンドを把握することをオススメします。
最後に
だらだら記載しましたが。
あまり深く考えずにシンプルにつかっていただければ幸いです。
アプリはこちら
https://fx-labo.app/app/