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API Management (APIM) で Open API 仕様の API をインポートする方法

Last updated at Posted at 2022-02-01

はじめに

Azure API Management についてのメモ。
とりあえず、チュートリアルをやってみる。

手順

API のインポートと発行

API Management (APIM) インスタンス作成

OpenAPI 仕様のバックエンド API を JSON 形式で Azure API Management に
インポートする方法について Azure Portal を使った実際の手順を進めていきます。

バックエンド API (JSON) を API Management にインポートした後は、
API Management API が バックエンド API の ファサード (Facad) になります。
この ファサード は、API Management でニーズに応じてカスタマイズ可能であり、
バックエンド API に触れずに作業を実行することができます。

Swagger Editor で JSON を開くと、今回インポートする予定の
Demo Conference API を確認することができます。

image.png (236.9 kB)

※ OpenAPI は RESTful API を記述するための仕様の1つ。
※ Facad (ファサード) : 「建物の正面」という意味を持つ英単語。
複雑な内部処理を隠蔽し、ユーザーにシンプルなUIを提供する目的を持つ。

1.Azure Portal で API Management サービスを検索、選択します。

image.png (142.7 kB)

2.API Management サービスの作成を行います。

image.png (224.0 kB)

作成画面では、リソースグループの選択、API Management インスタンスを配置する リージョン、リソース名等を入力します。

image.png (177.2 kB)
項目 入力値
プロジェクト詳細
サブスクリプション 自動選択 (プルダウンで変更可)
リソースグループ APIMTutorialRG (任意)
インスタンスの詳細
リージョン Japan West (任意)
リソース名 tutorial-apim (任意)
組織名 XXXXXXX (任意)
メールアドレス XXXXXX (任意)
Pricing tier
Pricing tier Developer (no SLA)

入力が完了したら、画面最下部の「確認および作成」ボタンを押します。
※ API Management インスタンスをデプロイ、アクティブにするまでに
  30~40 分程度かかる場合があります。

image.png (259.8 kB)

APIM インスタンスのデプロイが完了すると、概要を確認することができます。

バックエンド API のインポートと発行

1.作成した API Management インスタンスページのメニューより、
「API」 を選択します。

image.png (96.7 kB)

2.[OpenAPI] を選択します。

image.png (272.9 kB)

3.[Full] を選択します。

image.png (252.5 kB)

4.各項目の値を入力して、[作成]ボタンを押します。

項目 入力値
OpenAPI specification : Open API の仕様 https://conferenceapi.azurewebsites.net?format=json
Display name : 表示名 開発者ポータルに表示される名前 (任意)
Name : 名前 API の名前 (任意)
Description : 説明文 API の説明文 (省略可)
URL scheme HTTPS (API にアクセスできるプロトコル)
API URL suffix API Management サービスのベースURL に付与されるサフィックス
Tags 検索、グループ、フィルターなどに使用するタグ
Products Unlimited
Gateways Managed (API を公開する API ゲートウェイ)

※ これらの項目は、Open API の仕様 (JSON) を読み込むと自動入力されます。

Azure Portal を使って新しい API をテストする

1.API Management インスタンスページのメニューより、[API][Demo][Conference API] を選択
2.[Test] タブを選択後、[GetSpeakers] を選択します。

image.png (297.8 kB)

※ Ocp-Apim-Subscription-key には、この API が紐付けられているサブスクリプションキーの値が自動的に入力されます。

3.Template parameters > id の値に 1 を入力し、[Send] ボタンを押します。

image.png (267.5 kB)

HTTP レスポンス値を確認すると、Status Code 200 が返ってきていて、
Microsoft の Scott Guthrie (スコット・ガスリー) さんの名前と紹介文が返ってきました。

image.png (170.3 kB)

ということで、Open API の仕様 (JSON) を読み込んで、API を発行することができました。

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