Overview : BoundingBox.cs
MRTKv2 の BoundingBox.cs の使い方についてまとめていきたいと思います。
BoundingBox とは、Mixed Reality で GameObject をコントロールする際に必須となる UI/UX です。
Bounds ≒ Boundary ( 境界線、限界 ) という意味を持ち、GameObject の 境界線 ( Collider ベース ) を可視化し、
ユーザーに対象の GameObject が触れられることを視覚的に伝えることで、スムーズな操作を実現します。
How to use BoundingBox.cs
GameObject に BoundingBox.cs を追加すると、デフォルトで HoloLens 1st get style ( 写真 : 左 ) が適用されます。
HoloLens 2 Style を適用するためには、Inspector から Material 等追加する必要があるので注意。
MRTKv2 内に Example が用意されており、デザイン、操作性の異なる8種類のバウンディングボックスを試すことが可能です。
- Assets > MixedRealityToolkit.Example > Demos > UX > BoundingBox > Scenes > BoundingBoxExample
How to apply BoundingBox.cs to 2D objects
MRTKv2 のサンプルでは、3Dオブジェクトへアタッチされたデモが体験できますが、
平面(2D)のオブジェクトにもアタッチすることが可能です。
※ ただし、デフォルトで3Dオブジェクトへアタッチされることが想定されているため、
2Dオブジェクトへのアタッチは少し設定を変更する必要があります。
BoundingBox.cs を アタッチ するだけだと、3軸 (xyz) 方向へ Bounding Box Handler が表示されてしまいます。( 動画 : 下 )
上記問題を解消するためには、Unity Inspector > Box Display > Flatten Axis から、
[ Flatten Z ] を選択する必要があります。( Bounding Box の Z軸を 平らにする )
設定後の動作イメージ