はじめに
Unity Editor上で、MRTKv2のハンドインタラクションを検証する方法が (調査不足で) 公式ドキュメントに見当たらなかったので、キーボードを一つずつ叩き、調査を行いました。その結果をまとめたので、Qiitaで共有したいと思います。
結論
ホロラボのデコシさん (@Ash_Yin) にURLを教えてもらい、公式ドキュメントがあることが判明!教えていただき、ありがとうございます!
— Decoc (@Ash_Yin) July 28, 2019
Input Simulation Service (公式ドキュメント)
なぜ調査を行ったのか?
HoloLens 2 から、両手を各関節25点、表裏を認識することが可能で、手のひらをひっくり返すジェスチャーを行うと、メニューを表示することができます。
ただ実機がない現状でこれを試すことはできないので、Unity Editor上、もしくは、HoloLens 2 Emulator で確認したいというのが調査のきっかけ。
調査結果
Unity Editor上でも手を自由自在に操作でき、Hand Menu を表示することができました。
基本的な操作方法
A41枚にまとめたので参考までに。
MRTKv2 プロファイルで定義されている
シミュレーション方法は、MRTK Profile [Input] > [Input Data Providers] > [Input Simulation Service] で設定・管理されている。
デフォルトでは、 「DefaultMixedRealityInputSimulationProfile」 が使用されている。
※ 個別に変更を加えたい場合は、プロファイルをCloneして修正すると良い。
おわりに
細かい操作方法については、公式ドキュメントを確認してください。(※ちなみに、MRTKv2を少し触る程度であれば、プロファイルをクローンして変更する必要はないと思います。)MRTKv2導入時に少しでもお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。