#はじめに
__Cordova__を__インストールした際の手順__を__Qiita__に書き残しておく
Apache-Cordova (略称:Cordova[コルドバ])
モバイルアプリケーション開発用のフレームワーク_(オープンソース)_で、
HTML,CSS,JSを使って、マルチプラットフォーム向けのアプリケーションを作成することができます。
#インストール環境
- Windows 10
- node (v7.2.1)
- npm (4.0.5)
※ Node.jsの環境を事前に準備していただく必要があります。
まだ、インストールされていない方はこちらの記事をご覧ください。
From Qiita
【Node.js】Nodistを使ってNode.jsのバージョンを切り替える [for Windows]
インストール方法
1. コマンドプロンプトを立ち上げ、下記コマンドを実行します。
$ npm install -g cordova
Cordovaは、さまざまなプロジェクトで活用できるので、グローバルオプション-g
をつけてインストールを行います。
-g オプションをつけると、global設定されているnode.jsのバージョンでインストールされます。
C:\User\〇〇〇\src> nodist ls
(x64)
7.2.1 (global: 7.2.1)
8.1.0
8.1.2
_-g オプションを付与してインストールした場合のインストール先 (ファイルパス) は、下記コマンドで調べることが可能です。_
>```
$ npm -g root
・出力結果
例. C:\Program Files\Nodist\bin\node_modules
2. cordovaが正常インストールできたらバージョンを確認します。
$ cordova -v
7.0.1
上記コマンドを実行し、バージョンが出力されればOKです!
3.新規プロジェクトを作成します。
下記コマンドを実行するだけで、プロジェクトファイルが生成されます。
$ cordova create HelloWorld // 新規プロジェクト作成
$ cd HelloWorld // ディレクトリ移動
・新規プロジェクトのディレクトリ構成
.
├── .npmignore
├── cofig.xml
├── <DIR> hooks
├── package.json
├── <DIR> platforms
├── <DIR> plugins
├── <DIR> res
└── <DIR> www
File / Directory | 概要 |
---|---|
.npmignore | npmパッケージを登録する際の除外ファイルを記載 |
config.xml | アプリケーションの様々な挙動をコントロールできる設定ファイル (Global) |
hooks | Cordovaコマンドをカスタマイズする際に利用するフック |
package.json | プロジェクトで使用するパッケージ一覧、バージョンを管理 |
platforms | プラットフォーム毎で生成されるフォルダを管理 |
plugins | cordovaプラグインのフォルダを管理 |
res | リソースファイルを管理 (icon, img, etc) |
www | 各プラットフォームに展開されるテンプレートファイル (HTML, CSS, JS) |
4. プラットフォームの追加
ここでは、アプリケーションを実行するプラットフォームの追加を行います。(ex.Android)
$ cordova platform add android
インストールが完了したら、ls
コマンドを用いて、追加されたプラットフォームの確認を行います。
$ cordova platform ls
・出力結果
Installed platfomrs:
android 6.2.3
Available platfomrs:
blackberry10 ~3.8.0 (deprecated)
browser ~4.1.0
webos ~3.7.0
windows ~5.0.0
__5. エミュレーターで実行(動作確認)__
実機がないので、エミュレーターにて動作確認を行ってみたいと思います。
$ cordova emulate android
無事、Androidのエミュレーターが起動しました。
![image.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/180432/41176ab0-493a-48e4-679f-b0612da7ee1b.png)
# おわりに
さて、次回は、CordovaアプリのWebView部分をCrossWalkに置き換える方法について、
検証を交えながら、書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。