はじめに
去年に引き続きクリスマスイブに投稿することになりました。
1年ぶり2度目のQiita投稿です。
まず始めに謝ります。タイトルちょっと盛りました笑
本当はSAP含めた4個すでに取得していたので、2ヵ月で7個追加で取得して11冠になりました。
取得するに至った経緯や、個人的難易度について書いていこうと思います。
自分の経歴
2018年5月、業務でAWSを本格的に触るようになり、2018年10月に試しにSAAを受けたのが最初でした。
その後、あくまで業務の延長としてSAP、DOP、SCSを腕試し的に受けて取得していました。
事前に模試を受け、知らないサービスの概要をAWS サービス別資料で確認し、AWSコンソールで触ってなんとなく理解する。という流れで試験を受けていましたが、これを1回やっておくと業務で課題が見つかったときに検討できるAWSサービスの幅が広がるのを感じました。
副業でもAWSを触ってますが、そちらについてはこちらの過去記事に書いてます。
11冠しようと思ったきっかけ
経歴に書いたように、業務で必要性を感じない限り他の認定については受けるつもりはありませんでした。
ただ、以下の理由から他の認定についても取得することにしました。
- 登壇時の自己紹介スライドの映え
12月頭に外部で登壇する機会が2件あり、その自己紹介スライドでなんとなくバッジを並べてみたかった。(AWS関連で登壇されてる方の自己紹介スライドによくあるあれをちょっとやってみたかった笑)
ちなみに登壇したのは↓の2件です。もし興味がありましたら...
SaaS on AWS Day 2022
Visional Security Lounge Vol.2
- 12月末までお金もらえるキャンペーン
弊社では資格取得奨励制度があり、12月末まで限定でAWS認定については高額の補助を出してもらえたため。(標準受験料の約2倍)
- 来年から追加される認定試験の影響
今はまだベータ版ですが、専門知識領域に「SAP on AWS」1が追加され、来年第2四半期に公開予定のようです。
さすがにこれは受けないだろうなーもし全冠するなら今年しかないなーと思ったため。
取得履歴
ちょうど10月の頭に登壇の話をもらったので、そこから2ヵ月ぐらいでDVA以降の7個を業務の合間に取得しました。
こう改めてみるとけっこう合格ラインぎりぎりですね...笑
試験名 | 取得日 | スコア |
---|---|---|
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) | 2018-10-26 | 767点 |
AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) | 2019-01-25 | 不明2 |
AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP) | 2019-11-28 | 760点 |
AWS Certified Security - Specialty (SCS) | 2020-12-09 | 891点 |
AWS Certified Developer - Associate (DVA) | 2021-10-04 | 814点 |
AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA) | 2021-10-04 | 777点 |
AWS Certified Database - Specialty (DBS) | 2021-10-12 | 792点 |
AWS Certified Data Analytics - Specialty (DAS) | 2021-11-01 | 800点 |
AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS) | 2021-11-08 | 835点 |
AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS) | 2021-11-29 | 777点 |
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF) | 2021-11-30 | 821点 |
個人的難易度
やはりどうしても業務で触っていない試験については難しく感じましたね。
MLSとDASについては業務で全く触れていなかったので、本当に勉強して取得した感があります。
ANS、SAPについては業務でやっているはずですが、DirectConnectに関する問題については難しさを感じました。(業務で使わないし、触ろうと思っても簡単には試せないので...)
余談ですが、こちらのハンズオンをAWSさんに弊社向けに個別に開催していただきました。
ANS受験後でしたが、DirectConnectの理解が深まる素晴らしいハンズオンでした。
5位以降はそこまで大差ないかなという感じです。
順位 | 試験名 |
---|---|
1 | AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS) |
2 | AWS Certified Data Analytics - Specialty (DAS) |
3 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS) |
4 | AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) |
5 | AWS Certified Database - Specialty (DBS) |
6 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP) |
7 | AWS Certified Security - Specialty (SCS) |
8 | AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA) |
9 | AWS Certified Developer - Associate (DVA) |
10 | AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) |
11 | AWS Certified Cloud Practitioner (CLF) |
どのように勉強したか
セキュリティとデータベースについては本を買って体系的に勉強しました。
どちらも同じシリーズを購入しましたが、特にセキュリティについてはおすすめです。
要点整理から攻略する『AWS認定-セキュリティ-専門知識』
他の認定については特に本などは購入せず、経歴に書いたような流れで対策してました。
ANSだけは模試がないため、注意が必要です。
人によるかもしれませんが、実際にサービス触ってみるのは大事だと思います。(文字だけで見ててもイメージわかないし、遠回りに感じるかもしれないが理解が早いはず)
取得してみた感想
普段業務では触れないサービスを試しに利用してみたりして、結構楽しかったです。
また、タイミングよく副業先でデータ分析をしてみたい!などの要望が出たりして、早速役に立ちそうです。
あと、今回業務の合間に取得できたのはやはりオンラインで受験できるようになったのが大きいですね。(参考:PearsonVUE)
専門知識やプロフェッショナルは3時間と長丁場になるため、移動時間なく慣れた環境で受験できるのはありがたいです。
おわりに
AWS認定はあくまで知らないAWSサービスの概念をつかみ、触るきっかけになるものだと思ってます。
業務で実際に利用してこそ、知識が自分のものになります。
今回試験を受けてみて、AWSコンソール上で実際に設定させるような実技試験もありました。3
今後はこういう試験形態に移行していく流れを感じました。