検証時に不便だったこと
ABAPで検証している時に、変数の値を確認するのは地味に面倒でした。特に内部テーブルや構造は、Writeコマンドで簡単に書けないので、Writeをたくさん書いたり、デバッガで確認したりとストレス溜まっていました。
クラスCL_DEMO_OUTPUT
クラスCL_DEMO_OUTPUTを使うと簡単に確認できます。前から知っていましたが、多少余裕があったので、改めてメモしておきます。
こんな感じで書きます。するとポップアップ画面が出て変数の中身を確認できます。
Report.abap
SELECT *
FROM t000
INTO TABLE @DATA(lt_output).
cl_demo_output=>display( lt_output ) .
複数変数を同時に見たい場合は、こんな書き方です。
Report.abap
* 複数出したい場合
SELECT *
FROM t000
INTO TABLE @DATA(lt_output).
DATA(lr_out) = cl_demo_output=>new( )->write_data( lt_output ).
DELETE lt_output FROM 3.
lr_out->write_data( lt_output )->display( ).
参考
以下のレポートプログラムがサンプルです。
DEMO_USAGE_OUTPUT_INSTANCE
DEMO_USAGE_OUTPUT_STATIC
以下のページが参考になります。
CL_DEMO_OUTPUT, Part 1 of 2 – Usage
CL_DEMO_OUTPUT, Part 2 of 2 – A Look Behind