if文 ~条件文~
「〇〇と△△を買いにおつかい行ってきて。もし、お釣りが余った時は、好きなお菓子を買ってくれ。」つまり、if文とはこういうことです。
〇〇と△△を買いに行くことは絶対やることですが、お釣りが余った時はお菓子を買ってから家に変える、お釣りが余らなかったらそのまま家に変えるという二つの分岐が発生しました。
プログラミング的に例を出すと、「もし、マウスをクリックした時は、図形を出してくれ。」などで使われます。これは、何もしないで何も起きない、マウスをクリックすると図形が出る、の二つの分岐を発生させています。
02で学んだ図形の出し方を思い出して実際にやってみましょう。
void setup(){
size(1000,500);
}
void draw(){
if(mousePressed){//もし、マウスをクリックした時
ellipse(500,250,300,300);
}
}
複数の分岐
「〇〇と△△を買いにおつかい行ってきて。もし、■■が200円より安かった時は、■■も買ってきて、もしそれでも、お釣りが余った時は、好きなお菓子を買ってくれ。」
こういう場合もありますね。今回は条件が二つに増えました、■■が200円より安かった時はそれを買う、200円より高かった時はそれは買わない、その後余ったお金でお菓子を買う、余らなかったら買わない。という4パターンの分岐ができましたね。
プログラムではこういう分岐をたくさん作ります。
今回の例は、01で学んだことを思い出してやってみましょう。
int saitou;
void setup(){
size(1000,500);
saitou=0;
}
void draw(){
if(mousePressed){
saitou=saitou+1;//ここの意味がわからなかったら01をもう一度読もう。
if(saitou==10){//if文の「=」は二つ必要だよ!よくやるミス
ellipse(500,250,200,200);
}
}
}
どうなったかメンターに説明してみましょう。
「〇==x」、「〇>x」、「〇=x」、「〇<=x」、「〇!=x」
実は条件は「○○だった時」以外にもあります。
- 数値が一致したら
- 「==」と書きます。今回はsaitouが10だったらで使っています。
- 数値より上の時
- 「>」と書きます。saitouが10より上になった時は、〇〇するとかに使います。
- 数値未満の時
- 「<」と書きます。以上の逆です。
- 数値以上の時
- 「>=」と書きます。saitouが10以上になった時は、〇〇するとかに使います。
- 数値未満の時
- 「<=」と書きます。以上の逆です。
これをやってメンターに見せてみよう!
ミッション
変数gotouとkatouを作って、gotouが100以上になったらkatouが1ずつ増えるようにし、katouが60以上になったら何かしらの図形が出るようにプログラムしてみよう。
※ヒント
01,02を見ながらやってみよう