PHP 7.3がやってきます
筆者はさくらインターネットで WordPress サイトを複数動かしているんですが、2019年8月に PHP 7.2 のサポートが終了するのに合わせて、PHP 7.3 へのバージョンアップのアナウンスがされています。放っといても7月には自動で7.3に変更されるそうです。
PHP 7.3 にあげてみたら BAD GATEWAY
そこでコンパネから 7.3 にあげてみたら、サイトの反応がありません。読み込み試行が十数秒続き画面には「Bad Gateway」と表示されます。
WordPress 5.2 から導入されたリカバリモードも全然動きません。もっと深い部分です。
まずローカルXAMPPで試してみる → 動く
7.3 が原因なのは間違いないので、ローカルのXAMPP環境(PHP 7.3)を用意してまるごとサイトをインポートしてみましたが正常に動作。
さくらインターネットの別アカウントにゼロから設定 → 動かない
別アカウントのサーバにまっさらからやってみましたが、All in one Migration で取り込むと同じ問題が再発。
原因は自作プラグインの case 文
結局プラグインを一個ずつオンにしていくと自作プラグインが残りましたw。コードをゾーンでコメントアウトすると case 文が原因として残りました。
for ($i=0;$i<=1;$i++) {
...
switch ($i) {
case -1: $date_text = '【昨日】'; break;
case 0: $date_text = '【今日】'; break;
case 1: $date_text = '【明日】'; break;
default: $date_text = '';
}
この、case -1
、case 0
、case 1
のうちcase 1
を外すと動作することを発見(4時間かっかった)。
switch ($i) {
case "-1": $date_text = '【昨日】'; break;
case "0": $date_text = '【今日】'; break;
case "1": $date_text = '【明日】'; break;
default: $date_text = '';
}
こうすればうごきました。きっと型の変換で整合性が取れなくなってるに違いないのですが、普通に動く環境もあるのが謎なのです。
PHP のオプションとか?
もし同じ問題を抱えてる方がいらっしゃってこの内容が役に立ったら幸いです。