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📘 第5回:変数とデータ型の基本を押さえよう

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はじめに:情報を“箱”にしまうってどういうこと?

プログラミングを大学生の時に学んで、最初に戸惑ったのが「変数って何?」という概念でした。
副店長として集計や集約業務をしていたとき、数字を一時的に持たせて、あとで使い回したくなる場面がたくさんあったんです。


変数とは「データをしまう箱」

変数は、値(数値・文字列など)を一時的に保存しておける“箱”のようなもの。
たとえば「売上合計」や「処理した件数」などを途中で記録しておきたいときに使います。

Dim total As Integer
total = 15000
MsgBox total

データ型とは「どんな中身を入れるか」の種類

変数には、どんなタイプのデータを入れるかを決める「データ型」があります。主な型は以下の通り:

型名 内容
Integer 整数 100, -5
Double 小数 3.14
String 文字列 "浩輔", "請求書"
Boolean 真偽値 True, False

宣言方法を覚えよう

VBAでは通常、Dimを使って変数を宣言します。

Dim price As Double
price = 2980.5

これで、価格として小数を扱える変数が定義されます。


小話:変数なしでは自動化はむずかしい

たとえば売上の平均を出したいとき、複数の値を足して数えて…とやっていると、一時保存して計算する“場所”がないとコードが書けないんです。
この「箱」を使って初めて、処理の流れが管理できるようになります。


変数名のつけ方

おすすめは「意味が伝わる名前」を使うこと。

✅ 良い例:totalAmount, staffCount, invoiceDate
❌ 悪い例:a, x, temp1

自分の未来のためにも、読み返しやすいコードを書くことが大事です。
私は基本的に全て英語で変数を設定しますが、日本人ならではということで日本語で変数を設定する方もいます。

次回:条件によって処理を分けてみよう

第6回では、If~ThenSelect Caseなどの条件分岐構文に挑戦。
「条件によって処理を変える」ことができるようになると、VBAは一気に“便利に”なります!

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