はじめに:VBAを書く場所ってどこ?
VBAを学び始めた当初、皆さんが思うことが下記になるかと思います。
「よし、VBAを勉強するぞ…って、どこに書けばいいの!?」
Excelはよく使うけど、VBAはどこで書くのかもわからない――そう感じるのは、あなただけではありません。今回は、**VBAを書くための編集画面「VBE(Visual Basic Editor)」**の使い方を紹介します。
VBEの起動方法
▪︎ 方法1:開発タブから起動
- Excel上部の「開発」タブをクリック
- 「Visual Basic」を選択
→ これでVBEが開きます!
▪︎ 方法2:ショートカットキー
-
Alt + F11 で一発起動できます。
※私はこればかり使ってます。
VBEの画面構成を覚えよう
初めてVBEを開くと、見慣れないウィンドウにちょっとビビるかもしれません。でも安心してください。ポイントは以下の3つだけ覚えればOKです。
エリア | 役割 | 補足 |
---|---|---|
プロジェクトエクスプローラー | ファイルやモジュールの一覧表示 | 「VBAProject(Book1)」などと表示される |
コードウィンドウ | 実際にコードを書く場所 | 空白なら、新規でコードを書いてOK |
プロパティウィンドウ | オブジェクトの名前や属性 | 最初は使わなくても問題なし |
モジュールを追加してコードを書く準備をしよう
- VBE画面のメニューバーから「挿入」→「標準モジュール」
-
Module1
という名前で新しいモジュールが追加されます - このモジュールにコードを書いていきます!
小話:私の初VBE失敗談
初めてVBEを開いたとき、「どこに何を書けばいいのか分からない」「うっかり違う場所に書いてExcelが動かなくなった」ということがありました。
仮に間違って書いたとしても、基本的にExcelが壊れることはありませんし、VBEは何度でもやり直しがきく編集室のようなものです。