最適化
最適化とデバッグは背反の関係にある。
書籍のコードでは-O0は45バイト、-O1は44バイト、-O2は41バイト、-Osは44バイトである。
-Osは-O2の内、サイズを増大しないオプションを採用するはずだが、理由は不明である。
printfの最適化
-fno-builtinを使用しない場合、引数無しのprintfはputsに置換される。
putsは改行を加える為、文字列側の改行は除去され、実行ファイルの文字列検索はヒットしない可能性がある。
その他
timeコマンドのrealは実時間、userはユーザ時間、sysはカーネル時間である。
動的リンクの処理の為、共有ライブラリでは実行ステップ数が大幅に増加する。