ふらんです。ご無沙汰しております。
いま都内のとある受託開発企業で働いており、楽しみと苦しみを味わいながら業務をぼちぼち進んでいます。
実際に、わからなかったらドキュメントに参考しなければならないが、多くの日本人からこんな声が聞こえました。
「英語のドキュメントを読んだら、最新の情報を取れます。」
「英語のドキュメントの良さがわかりますが、英語を読んだら怖くなりがち…」
…
自分は英語が大嫌い時期もあったため、日本語しか勉強しない大学時代に過ごしていました。日本に来てもう6年目に迎えたが、日本語力を高めるためにいっぱい苦労してきた時期が実はあります。今回は同じような「非英語ネイティブ同士」の立場にいながら、自分がどのように英語ドキュメントに対する恐怖心を取れるかを紹介させていただきたいです。
まず、英語と仲直りをしたい!
今までずっと受験のために英語を勉強していましたが、院生の時に初めて英語の良さが分かるようになりました。修論を書くために文献を読むことはきっかけでした。
CiNiiがちょっと物足りないなあと思って、英語の文献を探し始めました。「あれ?意外とこんな論点を提起する論文があるじゃん?自分の修論に参考になれるのでは?」と思いながら、英語に対する嫌悪感が下がるようになってきました。
ただ、中国の過酷な受験戦争にサバイバルできたものの、英語大嫌いだったせいで、いきなり英語文献を読むのはちょっとハードル高いと感じました。
そこで、日本にいながら英語を触れる環境を少しだけ作りながら、英語と仲直りするために本気で一歩踏み出しをしました。
些細なことでも、英語で…
デバイスの言語設定を英語へ
これが一歩踏み出しのためにやりやすい方法です。自分が日本語を勉強し始めた時に何年くらい言語設定を日本語にして、ほとんどの日本人が使っているスマホのかな入力も時間をかけて練習してきましたから、英語を本気で使いたいと思って、3年ほど前に英語で設定し始めました。
自分のデバイスを英語で設定して、「私がいま本当に英語を使っている」ということを肌で感じられます。
英語圏のサイトでネットサーフィン
例えばDiscordで好きなゲームのサーバーに参加し、Redditで興味がある話題を探してひたすら見るのもおすすめです。
それともX(旧Twitter)で英語圏のエンジニア界隈のもの(techtwt)を見ても全然ありと思います。あそこに面白いエンジニア向けのミームがいっぱいあります。
ネットサーフィンで学べる英語はカジュアルすぎるかもしれないけど、英語のスラングが勉強できるのは楽しさの一つだと思えます。
これくらいカジュアルなものを肌で感覚を掴むことができたら、チャレンジできるものが増えられます。
ゲームの言語設定を英語で
Nintendo Switchやってるので、あつ森やゼルダを一回中国語版で遊んでみて、慣れてきたら再び英語版で遊んでみました。
日本で売っているゲームソフトが他言語設定に設定できない場合があるかもしれないですが、できる範囲で自分の言語で遊んでみたら英語で二週目やってみても全然いいと思います。
読める範囲の小説・洋書を読んでみる
二次創作の小説を読みたいならば、AO3で自分が好きなアニメ・映画・ゲーム関連のものを英語で読められます。あそこは新世界です!
(ただ、NSFW(R18)のものがあるので、自分の好き嫌いでフィルターを徹底的にかけてください!)
そこに興味がない方は、自分が読んだことある好きな本の英語版を是非読んでみてください。
私は中学生に村上春樹の『ノルウェーの森』を読んだことがあるが、英語版を読み始めるとさらに違うニュアンスが感じられるということで、本当に楽しかったです。
あと、自己啓発の本はとても読みやすいので、英語の読解力を高めるのは一つの手段として使えるかもしれません。
洋書を読みたいならば、是非新宿にある「Books Kinokuniya Tokyo 洋書専門店」へ足を運んでみてください〜
Udemyで英語の人気コースを勉強してみる
私が今業務をキャッチアップのために、割とUdemyで英語の関連コースを受講してきました。
実際にエンジニアになる前に、私も同時にプログラミングを勉強したい+英語も勉強したいと思っていたから、英語のコース受講し始めました。
コースを選ぶコツは、口コミはもちろん、アクセントも重視している(やっぱりインド英語はちょっとハードル高いですよね!)
試聴コースを聞いてみて、自分がこのコースならいけるくらい思えられてたら、勉強を着手し始めるのは無難です。
専門用語を勉強するために、これがとても良質な勉強資料とは過言できません。
どうしても基礎が弱いという苦手な意識な方向け
やっぱりTOEICに受験してみてください
TOEIC試験だと、結構限られている時間で試験問題を解けなければなりません。
また、短時間で得点を稼ぐために、Part 5の短文の穴埋め問題を攻めた方がコスパがいいと思います。
そのために、点数を上達させたいなら、基礎から文法と語彙をしっかりと勉強しましょう。
TOEICを受験するのは英語を勉強する目的ではありません。しかし、自分がどれくらい行けたのかを検証したいならば、あくまでも一つの手段になれます。
最後に
こんなに些細なことをやって、ゼロからコードを書くように積み重ねて、院生時代から英語の文献への恐怖心が取れるようになったし、今でも自分と同じような外国人エンジニアの先輩から参考用の英語のドキュメントを送られていても、淡々と受け入れるようになれます。
日本に来てから、さらに日本語を上達させる環境を頑張って作ったという経験は活かせたと思います。
なので、大事なのは、「自ら環境作り」、「興味本位」と「母国語に慣れてから英語へ移る」ということです。
最後に、英語を勉強しているエンジニアが英語でドキュメントを読めますように全力で応援いたします。私はこれからも日本にいながら英語を使い続ける道を模索しに行きます。
以上、おしまい〜