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調査:仮想化技術について

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 お疲れ様です、Fortranです。
 最近、寒くなってきましたね…皆様はいかがお過ごしでしょうか。こんな時はおでんが欲しくなってくる、今日この頃です。

 今回は、仮想化技術について自身の経験と勉強を踏まえて、記載していきたいと思います。インフラの構築をする際、「結局仮想化するソフトや機能はいっぱいあるけど、どんなものがあるんだっけ?」というのを一旦整理したいなぁというのが目的です。

VMwareの仮想化技術

VMware ESXiとは

 個人的には最初に触った仮想化ソフトウェアですね。自宅PC上でも仮想化環境を作り出すホスト型のVMware Playerもありますが、今回はハイパーバイザー型のVMware ESXiをご紹介したいと思います。
 よく知られているとは思いますが、ハイパーバイザー型は仮想化のためのOSのようなものをサーバにインストールして、その上に仮想化マシンを構築・稼働させる技術ですね。
 http://www.pcserver1.jp/special/vmware_license

メリットと注意点

 VMware ESXiの機能としては、vMotionとよばれる機能が有名でしょうか。共有ストレージを用意する必要がありますが、そこに置かれている仮想化サーバを物理サーバ間で移動することができます。イメージは、RAIDコントローラが故障したりマザーボード不良によって物理サーバが完全にお亡くなりになったときに、予め用意した物理サーバの上に移る感じです。
 ただし、vMotionを利用するにはvMware ESXi Standard以上のソフトウェアを購入する必要があります。するとやっぱり気になるのはお金。1CPUあたりにライセンス利用料金が掛かってきます。さらに4台以上を1台の物理サーバに乗せたい、となるにも、VMware ESXi Standard以上の有償ライセンスを購入する必要が出ます。高可用性は魅力的な機能ですが、予算と相談するとこなんですねぇ、いつも。。
 VMware-Basics_ENG_b6fedc27ff.jpg
(引用:https://www.starline.de/en/products/software/server-software/vmware/vmware-esxi-basics/)

Oracle Solarisの仮想化技術

Solaris Zoneとは

 システム上、Solarisサーバで構築しないといけないとき、私はよく触っているのが、このSolaris Zoneですね。
 Oracle Solarisは、"Solaris Zone"とよばれるサーバ仮想化機能を標準で備えています。この機能は、zoneと呼ばれる仮想Solaris環境を、1つの物理サーバ上に最大8191個を構築することができます。

メリットと注意点

 これまで、Solarisサーバを個別に運用してきた環境から、1つの物理サーバに集約を掛けることによって、使用するサーバラックの台数を削減するなど、インフラ周りの費用を抑えることができます。
 特徴としては、VMwareやHyper-V等の仮想化ソフトウェアを必要としないということでしょうか。仮想化ソフトウェアは1CPUあたりのライセンス代がいくら掛かる、構築できるサーバ上限はいくらか、などの費用・制約が課せられることがないというメリットがあります。一方で、VMwareのVMotionのような機能はありません。サービス継続性の観点で、そのサーバの停止時間が決まっているのであればおススメできないかも…。
 f2-2008577.gif
(引用:http://www.oracle.com/technetwork/articles/servers-storage-admin/sol-adv-network-monitoring-2008573.html)

コマンド

下記のページが参考になりますので、興味ある方は参考にされるといいかも。
http://www.fujitsu.com/jp/documents/products/computing/servers/unix/sparc/technical/document/00_solaris11_zone_operation.pdf

  • グローバルゾーンサーバ上でzonesパッケージをインストールされているか確認する。
 global# pkg info system/zones
  • ゾーンの状態確認
 global# zoneadm list -cv
  • マウントポイントの確認
 global# zfs list
  • ゾーンの構築と設定
 global# zonecfg -z zone01
 zonecfg:zone01> create
 zonecfg:zone01> set zonepath=/zones/zone01 #ゾーンパスの設定
 zonecfg:zone01> set pool=pool_1 #リソースプールの関連付け
 zonecfg:zone01> set ip-type=exclusive #IPタイプの設定
 zonecfg:zone01> info #設定内容の確認
 zonecfg:zone01> verify #ゾーンの設定の検証
 zonecfg:zone01> commit #ゾーンの設定の確定
 zonecfg:zone01> exit
 global#
  • ゾーンのインストールと起動
 global# zoneadm -z zone01 install
 global# zoneadm -z zone01 boot