1 はじめに
とあるお仕事でオンプレでrocket.chatの構築の必要があり、それの調査メモ。
(2018年1月現在)
基本は以下公式のインストール手順に従い、はまったところを補足します。
https://rocket.chat/docs/installation/manual-installation/centos/
2 インストール手順
2.1 nanoインストール&アップデート
以下rootでログインして、nanoのインストールとアップデートを行う。
#yum -y install epel-release nano && yum -y update
##2.2 mongodbのリポジトリ編集
テキストエディタでmongodbのリポジトリを作成。
#nano /etc/yum.repos.d/mongodb.repo
編集内容は以下のとおり。
[mongodb]
name=MongoDB Repository
baseurl=http://downloads-distro.mongodb.org/repo/redhat/os/x86_64/
gpgcheck=0
enabled=1
CTRL-O, CTRL-Xで保存して終了。
はまりポイントとしては、行頭に余計な空白があると、この後エラーで悩まされます。
ので、コピペなどでスペースが入ってしまったら消去すること!
##2.3 依存関係も含めインストール
以下コマンドでインストール。
#yum install -y nodejs curl GraphicsMagick npm mongodb-org-server mongodb-org gcc-c++
npmでほかの依存関係もインストトール。
#npm install -g inherits n
で、以下コマンドでNode-JSのバージョンを合わせる。
#n 8.9.3
##2.4 Rocket.Chatのインストール
これでやっとRocket.Chatのインストールです。
以下コマンドを入力してください。
#cd /opt
#curl -L https://releases.rocket.chat/latest/download -o rocket.chat.tgz
#tar zxvf rocket.chat.tgz
#mv bundle Rocket.Chat
#cd Rocket.Chat/programs/server
#npm install
#cd ../..
ここでのハマりポイントはcurlでイメージをDL先がよその記事だと古くなっていたのでハマりました。
##2.5 ファイヤーウォールの設定
コマンドラインから以下入力し、外部からアクセスできるように3000番を開ける。
#firewall-cmd --add-port=3000/tcp --zone=public --permanent
#firewall-cmd --reload
#firewall-cmd --list-all
##2.6 Rocket.Chatへのアクセス確認
設定したホスト名またはIPアドレスに3000番を指定してブラウザでアクセスします。
うまく表示されたら成功です。
お疲れ様でしたー。