ごきげんよう、ちゃまおです。今回は、簡単な報告記事なので、第7.5話としました。
前回の記事では、Arduinoで使用出来るLiquidCrystalライブラリをRaspberry Pi Picoに書き込み、8x2行キャラクタLCDが動く事を確認しました。
その後、作りたい物があって、I2C接続タイプの16x2行キャラクタLCDを購入しました。ArduinoではWireライブラリを用いる事で、I2C接続タイプのキャラクタLCDを簡単に制御出来ますので、Raspberry Pi Picoでも動くか試してみました。
こちらのサンプルコードを参考に、キャラクタLCDのアドレスをスキャンしようとした所、ソースコードのコンパイルと書き込みは出来たものの、スキャンしてもアドレスを見つけられませんでした。
ちなみに、Arduino互換機を用いて同じソースコードを動かした場合、問題なくアドレスを取得する事が出来ました。その為、購入したキャラクタLCDの初期不良ではありません。
この事から、WireライブラリをRaspberry Pi Pico用に書き直す必要があるように感じました。これ以外にもArduino用のライブラリは、コンパイルと書き込みが出来ても思ったように動かない可能性があります。何が動いて何が動かないのかと言う情報共有が、これから進んでいく事を期待しています。