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【Google検索を超えた?】AI検索エンジン Perplexityの特定のサイト内検索を検索バーで利用する

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はじめに

この記事でできること

  • Perplexityのサイト内検索をChromeで直接利用できるようになります

この記事の対象者

  • Perplexityを使用している人
  • 最新情報で生成AIを使いたい人
  • 公式ドキュメントを読むのが面倒臭い人

動作環境・使用するツールや言語

  • Windows11
  • Chrome 130.0.6723.70
  • Perplexity 2024年11月

Perplexityの紹介

Perplexityとは、従来の生成AIが苦手としていた「最新情報に基づく回答」をWEB検索結果から情報を取得することで可能にする新しい検索エンジンです。

Google検索でも最近AI回答を並立させていますが、Perplexityはより生成AIの回答をメインにしている検索エンジンです。

Perplexityのサイト内検索

そのままでも十分に強力ですが、やはりSEOの強いサイトを参考にする傾向にあるため、情報源が二次情報になる傾向があります。

Perplexityでは、検索対象を特定のサイト内・ドメイン内に絞る機能が用意されています。
これによって、公式ドキュメントの特定バージョンなど、より確度の高い情報を生成することができます。

おまじないは/site:{対象url} {検索キーワード}です。

以下は、PerplexityでPython 3.13.0の変更点について、そのまま検索したものと、サイト内検索を利用したものです。

検索キーワード
/site:docs.python.org/3.13/ Python3.13.0の変更点

そのまま検索

image.png
情報ソース源が二次情報になっています。

サイト内検索

image.png
公式ドキュメントから生成されています。

Chromeの検索エンジンにPerplexityの特定サイト検索を追加する

サイト内検索は便利ですが、おまじないを毎回打つのは面倒です。
短いキーワードで公式ドキュメントから検索できるようになったら便利ですよね?

なのでブラウザ側で検索クエリを設定します。

Chromeの検索エンジンにPerplexityを追加する

まず、Perplexity本体を検索エンジンに追加してみましょう。
以下の記事通りすればできるはずです。

Perplexityの特定のサイト内検索を追加する

次はいよいよ特定サイトを対象に追加します。ここでは例としてPython3.13.0を登録してみましょう。

設定画面を開く

Chromeの設定画面からPerplexityを追加するところまで同じです。

検索エンジンを追加する

検索エンジンの追加画面を開き、以下のようにしてください。

  • 名前: 分かりやすい名前にしましょう。今回はPerplexity(Python3.13.0)にします
  • ショートカット: 先程の手順ではpaが検索ショートカットだったのでpapyにします
  • URL: 次をコピペします
Python公式ドキュメント内検索
https://www.perplexity.ai/?q=/site:docs.python.org/3.13/ %s

image.png

既に特定のサイトが決まっている場合は以下の{特定サイトURL}を書き換えてください。
名前やショートカットも任意のものに変更してください。

任意の特定サイト内検索
https://www.perplexity.ai/?q=/site:{特定サイト} %s

できたら追加してください

追加できたかテスト

うまくいったかどうかをテストしましょう。

  1. 検索バーにpapyと入力してスペースキー(またはタブ)を入力

    image.png

  2. Perplexity(Python3.13.0)を検索となればOKです

    image.png

  3. 検索キーワードを入力

    検索キーワードを入力します。Pythonの導入について検索してみましょう。

    image.png

    通常であれば"何を導入したいですか?"と聞かれる所ですが……

  4. 検索結果を確認する
    image.png

    Python3.13であることを分かった上で、導入について教えてくれました!参照元も公式ドキュメントが優先されています!

おわりに

Perplexity、本当に便利です。検索バーに常駐させることでワンアクション少なくなって非常に捗っています。
皆さんもぜひ好きなように検索してみてください!

検索結果の共有もできるのでチーム内でも公式ドキュメントに触れる機会が増えるかもしれません。

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