GodotEngineの何が凄いのか
最近Unityというゲームエンジンが料金プランを変えたりしたことで話題になっています。
つい5年前ぐらいまではUnityとUE【UnrealEngine】が2強でしたが、最近起きているゲーム業界の移り変わりと共に、そんな常識も変わっています。その中で少しずつ力を伸ばしてきたのが今回紹介するGodotEngineです。
最近は日本でもGodot移管する書籍を見かけ始めるようになったのでこの記事を書くことにしました。
この記事が気に入ったら、GootEngineが広まるためにもSNSでのシェア等よろしくお願いします。
GodotEngineって何🤔???
この先は回りくどく書いているだけなので忙しい人向けにこの記事の要点を書いておきます
Godotのすごい所
- 初心者でも使いやすい
- 軽い
- コミュニティが充実している
- 完全無料で使う事ができる
- 3D/2Dどちらのゲームでも使う事ができる
GodotEngineは先ほども言った通り2014年に最初のバージョンがリリースされた、ゲームエンジン(ゲームを作成するのに必要な機能などがたくさん詰まっているアプリ)です。そんなGodoEngineはほかのゲームエンジンなどとは違い、オープンソースなので誰でもGodotEngineのソースコードを変更したり、見ることが出来ます。
UnityやUE(unrealengine)のように特定の大企業が運営しているわけでもなく、Godotの開発者たちとそのコミュニティのメンバーが日々GodotEngineをより良いものにしています。
『3DCG業界で有名なBlenderもGodotと同じ体制をとっているので、このまま行けばBlenderと同じぐらい有名になるかもしれません…』
オープンソースなのはその特徴の一つですが、Godotの最大の特徴ともいえるのがその料金です。
Unityなどとは違い、Godotは完全無料で使ことが出来ます。
もちろん、スプラッシュスクリーンにロゴが表示されたりすることはありません。この料金設定のおかげで、GodotEngineはインディーゲーム制作者や学生さんなどでも気軽に使いやすくなっています。
実際、UnityやUEを使用すると割と収益の大部分が取られてしまうのですが、Godotを使用すれば完全無料なので収益のほとんどを残す事ができます。
プログラミングにはPythonに似たGDScriptという独自の言語か、C#などのC言語を使うことが出来ます。
Unityから移行する時も、c#を引き続き使えるので楽です。
下の画像の通り、なかなか使えるエディターも内蔵しているので割とほとんどの作業をGodotで完結できるのもGodotの強みの一つです。
嬉しいことに僕がGodotを使い始めた1年前よりは日本語の解説も増え、需要も大幅に伸びました。
そんな感じで将来性もしっかりあるので、使い方を学んで絶対損はないです。
-GoogleTrendsのGodotの検索結果-
需要が少しずつ上がっているのが視覚的に分かる
Godotで出来ること
Godotでは2D、3Dどちらも作る事が出来ます。つい最近まで3Dは弱いと言われていましたが、4.0という大型のアップデートを機に3Dにも強くなりました。2Dに関しては以前から高い評価を得ていたのに加え、先ほども述べた4.0のアップデートでさらに強化されているのでとても使いやすいです。
GodotではAAAゲーム(スタジオが作る超ボリュームが高いゲーム)が造られた経験はないのですが、少しずつGodotで作られヒットしたインディーゲームは増え続けています。
インディーゲーム以外でも最近は利用され始めているので、もしかしたらGodotで超有名ゲームが作られる日もそう遠く無いのかもしれません。
下にGodotで作成されたゲームを挙げてくので良ければ「こんな感じのゲームも作れるんだ〜」みたいな感じで見てみてください
最後に
Godotは日本語の情報も増えつつあり、人気が高まっているゲームエンジンです。下のリンクにチュートリアルをまとめているので、是非今からGodotライフを始めてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。