新卒1年目にAWS12冠+セキスペ合格を達成できたので、記念に学習のコツを書いてみます。おすすめの参考書や問題集を知りたい方は、別の方が30名以上の12冠達成者の記事をまとめて下さったので、こちらをご覧ください。また、12冠を達成してできるようになったことは以下にまとめてありますので、併せてご覧ください。本記事では、効率的な記憶術について紹介します。
12冠+セキスペに1年で合格した記憶術
【大原則】知識は構造化して覚えよう
皆さんは単語などを覚えるとき、「名前:EC2 意味:AWSで使うサーバーのようなもの」のような感じで、名前と意味を1対1対応で覚えていませんか?このような覚え方をすると、知識同士のつながりが分からなくなったり、忘れやすくなったりします。さらに何のために暗記するのか分からなくなり、暗記が苦痛な作業になってしまいます。
知識を暗記するときには、その知識は全体のどこに位置し、別の知識とどのようなつながりがあるのか、構造化して覚えましょう。構造化すると、知識同士のつながりが理解できるので、応用しやすくなります。また、知識の内容自体を忘れてしまっても、その知識がそこにあったことを思いだせるので、検索や本を調べることでその知識にたどり着けます。
いきなり構造化して覚えようと思ってもやり方が分からないと思うので、絵付きで手順を解説します。
1.知識の住所を特定する。
いきなり単語を覚えるのではなく、まずはその知識がどのカテゴリに属するのか、知識の住所を特定してください。住所を調べることでその知識が全体の中で果たす役割が分かります。するとよりその知識に対して興味がわき、忘れにくくなります。
2. 記憶領域を確保する。
紙の書籍派の私は、本をざっとめくって、その章が何ページあるか調べ、どれくらいの暗記量が必要か、事前に身構えます。配列等を宣言してその記憶領域を確保するイメージです。
3. カテゴライズしながら知識を暗記する。
記憶領域が確保できたら、暗記フェーズに入り、知識を変数に代入していきます。この時、自分なりにカテゴリ分けをして、構造を持たせながら暗記をしていくことが重要です。知識同士のつながりが多ければ多いほど忘れにくくなります。
4. サブ概念があれば、①~③を繰り返す。
今覚えた知識に付属する概念があれば、再び ①住所の特定(知識のマッピング)、②記憶領域の確保、③カテゴライズしながら暗記 を繰り返しながら知識を覚えていきます。
5. 他の知識とつなげる
何度も繰り返しますが、知識は他の知識とのつながりが多ければ多いほど、多様なルートで思い出せるので、忘れにくくなります。知識を構造化して覚えたら終わりではなく、以前学習した別の知識と結び付けましょう。ちなみにこの結び付けができた時に「なるほど、そういうことだったのか」という、伏線回収の楽しみを感じられます。暗記するときは是非この段階まで行い、勉強を楽しんでくださいね!
まとめ
・知識は構造化して覚えると、忘れにくくなる。
・知識と知識をつなげたとき、快感が得られる。
・勉強を楽しもう!