OpenJDK、OracleJDKの違いについてまとめてみました。
※ここは違うよ!みたいのあれば是非コメント下さい。
OpenJDK
狭義のOpenJDKは、バイナリ(JDKの開発者ではなく、利用者であればバイナリを利用するのが通常)を提供していません。
あくまで、プログラムソースを実装しているOSSのプロジェクトです。
URLは以下。
http://openjdk.java.net/
プログラムソースは以下で管理されている。
https://github.com/openjdk/jdk
じゃあ誰がバイナリを提供をしているのかというと、以下の会社さん等です。
・oracle(oracle open jdk、oracle jdk)
・red hat(red hat open jdk)
・amazon(amazon corretto)
・Microsoft (microsoft open jdk)
で、oracleさんに関しては色々な情報が錯綜している状態かと思いますので、
情報をまとめていきます。
OracleのJDKに関して
oracleが提供するバイナリは2種類あります。
oracle open jdkとoracle jdkです。
で、oracle open jdkは無料です。
oracle open jdkは、狭義のOpenJDKのURL( http://openjdk.java.net/ )
のダウンロードリンク( https://jdk.java.net/ )
から取得できます。
で、oracle jdkはjdk 9以降有償(商業利用)でしたが、
jdk17(LTS版:ロングタイムサポートバージョン)では、制限があるものの商業利用でも無償(少なくとも2024年9月までは)になりました。
※オラクルからの商用サポートを受けるにはライセンスが必要と思われる
ライセンス情報は以下。
https://www.oracle.com/downloads/licenses/no-fee-license.html
まとめ
JDKのソースは2006年(サンマイクロシステムズ時代)からopenだよ
JDKのバイナリ(ディストリビューション)によっては、有償か無償か変わるよ
実行する環境に合わせて、バイナリ(ディストリビューション)選ぼうね